「え、さっきの王子様、ですよね?」
『あー、まあ笑』
「あの、名前って、 」
『俺は佐藤優太。』
「俺は鈴木大飛です(照」
夢じゃないよな??
佐藤優太っていい名前〜、
顔と名前の相性抜群過ぎない?笑
「貴方って貴族、ですよね?」
『…一応、名前だけですね〜笑』
名前だけ?って事はつまり、
「貴族とか苦手なタイプっすか? 」
『正解です!なんで分かったんですか?』
やっぱり笑 意外と分かるもんなんだな〜
てか、なんで分かったんだろうと考えているとある記憶が蘇る。
ー王宮
【優太、こっちへ来なさい。】
『なぁに、おとーさん!』
【お前は今日は誕生日。それと同時に貴族になったんだ。】
『きぞく、ってなぁに?』
【この國の一番上だよ。下族って云う汚らわしい人間達はしっかり排除するんだ、いいな?】
『汚らわしいって汚いって意味でしょ?』
【あぁ、特にーーーって奴は要注意だ。】
『はぁい、そのーーーって奴?とお喋りしたらだめ?』
【駄目に決まっている。もしそんな事をしたら俺が処すからな?】
俺はこれを5歳位の時、貴族の手伝いをしている時に聞いた覚えが有る。
「なんか王宮でそんな話を聞いたからです笑」
『そう、ですか!』
「良かったら仲良くしませんか?」
『…いいですけど約束があります 』
「なんですか、?」
やばいグッと行き過ぎた?
『敬語禁止でお願いします』
はぁ良かった。嫌われてないんだ、
「じゃあ、タメ口?笑」
『うん!だって仲良くしたいんでしょ?』
あーやばい上目遣いでその声と台詞。
さすが王子、可愛いが過ぎる。
「あっじゃああげるよ、これ」
俺はポッケから出した苺味の飴を渡す。
『え、良いのこれ!初めて食べる笑』
うう、良い所育ちめ笑
純粋過ぎて可愛いなぁ。
そうしている内に、空は真っ赤に染まり始めていた。
「やべ、俺帰んなきゃだわ笑」
『あー俺もだ!』
俺は心の準備が出来ていないまま、
「じゃ、又明日!優太くん!」
って云ってしまった、、
「(やばい嫌われるどうしよう、)」
なんて思ってたのも束の間
『ふっ(照 じゃあね、大飛くん、?笑』
真っ赤な空の中、 饅頭のような丸い太陽が沈んで行く中で
俺は幸せを感じながら帰って行った。
♡90→5話 反則
あっという間にいいねたくさん増えて嬉しいです!
もうすぐ最終話なので、ドキドキしながら見てくれたら嬉しいです💕
余談ですが、写真集買いましたか?!
私は買いました〜!
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