キーンコーンカーンコーン
チャイムと共に教室に入ると黒板消しが頭上から降ってきた
白い粉を散らしながら俺は黒板消しを被った
猿山 ……
ゾム www引っかかったでwwww
コネ 先生wwwww
鬱 ちょっwwwお前らwまずいってwwwww
ロボロ wwww死ぬーwwwwホアァッ↑
俺は黒板消しを握りしめてそっと黒板に置くと振り返り笑顔で言った
猿山 やったの誰だぁ?^^
猿山 出てこ〜い?
トン まずいってww
猿山 ゾム〜くぅーん?^^
ゾム なっwなんでわかったんやww!?w
猿山 まぁいいけどさとりあえずお前ら席につけー
生徒達 はーい
ここからはスムーズな朝学活を終えて1時間目へと入る
2時間目……3時間目と時間は過ぎてゆき事件は4時間目に起こった
ピンポンパンポーン!
鬱 放送…?
「荷物が届きました至急主事さん方は正門へそのほかの先生方は教室に残ってください」
コネ 荷物って……
猿山 お前らすぐにドアの鍵閉めろ!!
異様な雰囲気を感じ取った生徒達はすぐさま鍵を閉めた
猿山 窓に近い部屋の角に集まってろ
猿山 あと俺の後ろにいとけ
生徒 は……はい!
コネ なぁ先生荷物って
猿山 さっきの放送は不審者通知のやつだ……しかもすでに校内に侵入済みの放送だ
ゾム それって……
ドンドンドンッ
ドアが強気ノックされる
猿山 声を出すなよ ボソッ
ドンドンドンッドンドンドンッ
鬱 ……
ドンドンドンッドンドンドンッドンドンドンッドンドンドンッ
音が止んだと思われた瞬間だった
ドアと壁との隙間にバールのようなものが突き刺さりドアが無理やりこじ開けられた
不審者 やっと開いたぜ
生徒 きゃーっ!
ゾム っ!?
不審者 おっガキはっけーん
不審者はゆっくりと俺の方へ向かってくる
不審者 アンタが教師かい?
猿山 あぁそうだ
不審者 そこどいて?
猿山 断る
不審者 ふーん?
不審者 あっ……そッ!!!!
振り返ったかと思ったら急に回し蹴りしてきやがったこいつ!?
俺はなんとか腕で受け流すが不審者は俺を狙って殴りかかってくる
俺は後ろに生徒達がいるため防戦一方となってしまう
猿山 クソ…
不審者 おいおいおい?どうしたんだよ?手も足も出ねえじゃねぇかよッ!!
大きく振りかぶって殴ってきたので上手くあしらい不審者の腕を掴む
殴ってきた勢いを使って教室のドアの方までぶん投げた
不審者 痛ったいなぁ?
猿山 お前らそこにいろよ!
俺は一声かけて前へ踏み出た
不審者 ようやく本気かぁ?なら行かせてもらうぜッ!
不審者は勢いをつけて俺を殴る
俺は体育教師ということもあるため身体能力はそこそこ自信がある
しゃがんで不審者の攻撃を避け不審者の足を蹴ってすくいとる
不審者 うぉっ!?
不審者は床に倒れる俺は不審者をうつ伏せにして乗り手を拘束した
猿山 誰か長い紐持ってないか!?
コネ 紐……
生徒 …お前持ってる?
生徒 持ってない…
ゾム 猿多分やけどない
猿山 マジか…
不審者が暴れる
俺は不審者の首に手刀をいれ意識を飛ばした
猿山 ふぅ…
紐がないなら長いもの………
長いもの……
そうだ
テレビ用のケーブルがある
俺はコンセントからケーブルを引っこ抜きケーブルで不審者を縛った
猿山 これでいいかな
ロボロ 先生かっけぇ…
この教室が襲われたってことはほかの教室も気になるな………
でもここに生徒達を置いていくわけにはいけないな
ドアの鍵壊れたし
隣の教室に移動させるか?
いや……
どうしたものか……
コネ 先生!
猿山 !…どうした?
コネ わいらのことは気にしないでほかの教室も見に行ってあげてください
猿山 ……それは俺もしたいと思っているが………
猿山 お前らをここに置いておくのは危険すぎる
トン じゃあ隣の教室行ってますよ
鬱 それ妙案やな!
猿山 ……
猿山 わかった
猿山 隣なら桃瀬先生だし大丈夫だろ
俺は生徒達を桃瀬先生に預けて校内を駆け回った
「あーあー?」
っ!?
これは放送…?
「えー校内の教師諸君に告げる校長は預かった」
「返してほしければ全教師職員室前に両手をあげて来い」
なんだって………
校長先生が…?人質に取られているのか?
俺は急ぎ校長室へ走った
バンッ
校長室のドアを開けると不審者3人が校長を縛っていた
校長 猿山先生!?
不審者 あぁ?
不審者 お前らやっちまえ
不審者 うっす
不審者2人が俺に向かって走ってきた
俺は殴られる直前で避け腹に一発お見舞いする
1人は片付いた
もう1人は上だった
ジャンプして俺に殴りかかってきている
俺は不審者の蹴りを横に逸らしていなすとすぐさま振り返りいまにも殴りかかってきそうな不審者の首に手刀をいれた
2人目も片付けた俺は校長の近くにいる不審者を見る
どうやら銃を持っていたようで俺に銃を向けていた
不審者 動くな!動いたら撃つぞっ!!
俺はそんな言葉を無視して一歩近づいた
バァンッ
銃口から銃弾が放たれる
俺は姿勢を低くし銃弾を避けたその勢いで走って不審者の懐へ入る
次の瞬間俺は不審者の顎を蹴り上げた
3人目もあっけなく倒した俺は校長を縛っていた縄を解いた
猿山 大丈夫でした?
校長 ありがとうね君は命の恩人だよ
猿山 いえいえ
猿山 今校内がどういう状況かはご存知ですか?
校長 私の知っている限りだと不審者数名が校内に侵入していると
校長 そして彼らの目的は子供達らしい
校長 どうやら人身売買をするとかなんとかって……
猿山 ありがとうございます
猿山 俺はちょっと教室回ってみます
校長 あぁでは私は監視カメラでも見ておくとするよ
俺は急いで自分の教室へと戻った
もしかしたらあの不審者も銃を持っているかもしれない
そうだったら生徒達が危ない
教室につく……その時だった
きゃぁーっ!!!
桃瀬先生の悲鳴が聞こえた
俺が隣の教室に入ると桃瀬先生が俺がさっき気絶させた不審者に銃を向けられていた
不審者 大人しく子供を渡せ
桃瀬 そ…それはできません……
バァンッ
生徒 きゃぁっ!?
不審者 はやく渡せ
猿山 おいなにやってる!?
不審者 あ?
俺が叫ぶと不審者はゆっくりと振り返り俺をみた
不審者 あぁさっきの教師か
猿山 それ銃刀法違反だぞ……
不審者 はぁ?そんなの関係ないね
不審者 それよりお前も動くなよ
そう言って俺に銃を向ける
不審者 動いたら撃つからな
猿山 ふっwそうか
不審者 なぜ笑う!!
猿山 下手な脅しだと思ってねw
不審者は銃を撃った
俺に向けて俺は体を少しずらし銃弾を避けた
不審者 なっ!?
猿山 初めてみたかな?人が銃を避けるの
猿山 俺には悪いけど銃は効かないんだ
俺は一瞬で不審者の懐に入り腕を背中へ回した
不審者は痛いようで銃を落とした
猿山 お前らそれ拾って外に投げろ!
ゾムが動いた
ゾムは急いで樹を拾うと外へ向けて投げた
不審者 き…貴様ぁぁぁっ
俺は力を入れて不審者の腕を折った
不審者 あっがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!??!!?!??!
不審者は痛みで意識を失った
猿山 はぁ……危なかったな
猿山 お前ら無事か?
コネ あ……あぁ!無事や
ロボロ 先生やば
生徒 猿山先生かっこいいっ!!
猿山 え?あぁありがとね
猿山 それより桃瀬先生大丈夫でした?
桃瀬 え…えぇありがとう猿山先生
猿山 怪我とかしてたりします?俺でよければ応急手当てとかできますよ?
桃瀬 怪我はないわ
桃瀬 大丈夫でも猿山先生が来てくれてなかったら危なかったかもしれない
桃瀬 本当にありがとう
猿山 いや俺の方こそ生徒達をみててくれてありがとうございました
猿山 お前らも無事か?
生徒 はい!
ロボロ ピンピンやで
コネ 大丈夫です!
鬱 生きてるー
トン まぁ大丈夫です
ゾム 全然大丈夫
猿山 ならよかった
ひとまず俺と生徒達は元の教室に戻った
俺はドア前で少し考え事をしていた
一息ついたしぺいんとにでも連絡して警察に引き渡すか……
なら早めにしとくか
俺はスマホを取り出し連絡先を確認していた
その時だった
ロボロ 先生危ない!
声をかけられた時には遅かった
猿山 え?
俺は背後から頭を鈍器で殴られた
ガンッッッッッ……
体制を崩し倒れ込んでしまう
生徒 先生!
ゾム 猿!?
不審者 さっきはぁ…よくも……やってくれた…なぁ?
この声は……校長先生を縛り銃を持っていたやつか?
それよりも…早く立たないと………
……クソッ…上手く体に力が入らないな
あれ…?だんだんと辺りが…暗く……なって………
これ…は…………ま…ずい………か………も……………………
俺は意識を失った
ゾム おい!?おい猿!?
生徒 先生…?
コネ 先生ッ!!!
不審者は猿山を引きずり壁に寄りかからせた
そして生徒達には教室の角で座っているように指示を出した
生徒達は従った
不審者 動いたらコイツを殺すからな
ドア前では不審者が気絶している猿山に銃を突きつけ居座っている
ゾム な…なぁ?
ゾムが不審者に声をかける
不審者 なんだ?
ゾム 猿の頭から血でとるから手当だけしてええか?
コネ ゾム!
不審者 …
不審者 あぁ…それくらいならしてもいい
不審者 俺もコイツに死なれちゃ困るからな……だが
不審者 変な動きをしてみろ
不審者 すぐに殺す
ゾム わかっとる
コネ なら…わいも手当してええ?
不審者 好きにしろ
2人は教卓の横に置かれている救急箱を持って猿山の手当てを始めた
後頭部から血を流している猿山は意識がないようで2人の呼びかけに反応しなかった
ゾム 死ぬなや……猿…………
コネ 先生……
コネシマが猿山の手を握った時だった
ピクッ……
猿山の瞼が微かに動いた
ゾム 猿…?
猿山 ……ぃ………
俺は意識を取り戻した
赤い視界の中にコネシマとゾムがいた
猿山 お前…ら………?
俺がそう声をかけると2人は泣き出し俺を抱きしめた
ゾム 猿ぅぅぅ……
コネ よかったぁ……よかったぁぁぁぁ…
俺は何を言わずに2人の頭を撫でた
不審者 気がついたか?
猿山 ……
不審者 変な動きはするなよ
不審者 まぁその体では出来ないと思うけどな
2人を宥めながら俺は聞く
猿山 お前ら何もされてないか?
ゾム なんもされてへん…っ………
猿山 ならよかった
猿山 にしても泣きすぎじゃないか…?
コネ だってぇぇぇっ……
猿山 俺は生きてるよw
ゾム 気絶してるとき全く動かなくて本当に死んだんじゃないかって……っ
ゾム 怖かったぁぁぁぁぁ
猿山 あぁよく頑張ったな
するとほかの生徒達も泣き出した
生徒 先生ぇぇっ
トン よかった………本当に…よかった………
ロボロ 生きてたぁぁぁ…
鬱 猿山ぁぁぁぁぁ…ウワーンッ
不審者 感動してるところ悪いんだがすこし黙ってもらえるか
不審者 もう時期警察が来そうでな
猿山 ぺいんと……
不審者 なんか頭のおかしいブラコン刑事が突入してくるとかなんとかって言ってたんだよな
ロボロ ブフッッッッ…
不審者 ん?なんだ?
ロボロ ぃっ……いや?w
ロボロ なんでもwwない…wwwww
猿山 …フフッッwwwww
不審者 んん…?
続くかもしれない(?)
結果…
続きませんでした。
衝動と深夜テンションアルコール入りで綴っていたので語彙と表現がぐっちゃぐっちゃの駄作です。
(この作品は2年前に書いて放置してました…)
今思うとなんでこんな作品書いたんでしょうね。
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