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羽海汐遠
10,772
#闇
ruruha
809
やっほ主です!
前回の続きからスタート!!
🧊「妖精?」
言ってる意味が分からなかった。見た目は僕と同じぐらいの歳の女性だからだ
🌈「あっもしかして信じてないでしょ?」
🧊「うん。信じてない」
🌈「ズバッと言うね」
🌈「じゃあこれを見ても?」
彩羽は1歩後ずさりをして、すぅっと息を吸った。彼女はそっと目を閉じ胸の前で手を組んだ
──ドクンッ
静まり返ったこの世界で僕の耳元に鼓動のような音が響く
彩羽の背中の肩甲骨辺りに、白い光が纏う
🧊「い、彩羽?」
──ピキッ……!
空気がひび割れるような鋭く神秘的な音が鳴る。空気も激しく揺れた気がした
次の瞬間、彼女の背中から白くて眩い光が溢れ出す
🌈「………はっ!!」
彼女は気合いを込めて言ったとともに、光が激しくなる
───バササササッ!
──ファサッ
光が消え、代わりに純白の白い翼が生えた。とても美しくキラキラしていた。
フワリと一振りすると粉のようなキラキラが地面に落ちる。
落ちた所にまたさっきのおにぎりのように見た目が変わっていた
彩羽がゆっくり目を開けると背中の白翼をファサっと羽ばたかせ、フワリと少しだけ宙に体を浮かせた。
🌈「どう?これでも信じないって言う?」
舞い散る光の中で悪戯っぽく笑う彩羽。
氷凪は翼が生えたことに言葉を失ってしまい首を動かすことしか出来なかった。
僕は今までで初めての感覚がした。
一体どうなるんだろ…
🌈「そういえば名前聞いてなかったね。名前は?」
🧊「……氷凪」
🌈「よろしくね氷凪!」
🌈「私は色の妖精なの」
🧊「色の…妖精?」
🌈「そう!この世界は何も無い真っ白なキャンバスで壊れた世界なの」
🧊「壊れてる?」
🌈「元々この世界は色があったんだ。でも、世界がそれを否定しちゃって今みたいになっちゃったの」
🧊「世界が…否定?」
僕は理解出来なかった。理解しようとしても言ってることがよく分からなかった
🌈「まぁ分からないよねw」
🌈「私が最初から教えてあげるからしっかり聞いてね!」
🧊「分かった」
🌈「さっきも言った通り今の世界は真っ白なキャンバス…壊れた世界なの」
🧊「壊れたって…この世界は元々こうなんじゃ…」
🌈「違う。氷凪は違和感あるんじゃない?」
🌈「何故か知らない場所で寝てたことあったんじゃない?」
🧊「あっ…」
確かに違和感だった。
この世界のみんな、寝る時間と起きる時間も決まっている。
道端で寝たりなんかしない。
数年前
🧊「あれ…ここは」
目が覚めると知らない場所だった。
時間は17時。放課後だった
🧊「何してたんだっけ…」
考えても仕方がなかった。起き上がると耳に違和感があった。ピアスだ。
🧊「何、これ…何でこんなの付けてんだろ」
僕は捨てようと思い近くにあったゴミ箱に向かった。
捨てようとして手を伸ばすが、体が動かなくなった。
🧊「何で…体が…」
後ろに下がることは出来たが、前に動くことは出来なかった。
もうダメだとすぐに諦め、耳に付け直した。
🧊(別に良いや。付けても付けなくても何も無いんだから)
そうして僕は家に帰った。
現在
🧊「確かに違和感だった…。でも気にしなかった」
🌈「この世界のみんなは何も気にせず決められたことに集中するからね。氷凪もそういうことだね」
🌈「さっきも言った通り世界が否定して出来た壊れた世界」
🌈「この世界にいる生き物全ても壊れちゃったの」
🧊「僕たちが…壊れた?」
To be continued
ここまで!この書き方も結構楽しくなってきた!
次回もお楽しみに!
それじゃばいもな〜
コメント
5件
第2話、めっちゃ良かった!妖精の翼が広がるシーン、映像が浮かぶような美しさだったよ✨「世界が否定して壊れた」っていう設定、まだ謎が多いけどすごく気になる…!氷凪の違和感や過去の記憶も伏線っぽくてワクワクした。続きが気になるー!🔥