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[shp目線]
あれから2週間程たった。
zmさんと二人で歩いていた廊下にはrpが増えた。二人は横に並んで歩き、俺は後ろからついていく形になっていた。
shp「zmさん今日は昼どうしますか」
zm「rpと模擬戦やな〜。shpも来るか?」
shp「いえ、大丈夫です…」
最近zmさんは俺よりもrpといる時間のほうが長くなっている。二人で行動する時間もあるが大概rpがいたりする。
zmさんはrpのほうがいいのだろうか… rpと話しているのがそれほど楽しいのだろうか…
そう考えてしまう自分がいる
嫌なのに、でもそう考えるしかなくなってきている…そんな現実が辛く感じるようになってきていた。
[zm目線]
俺には頭脳が足りない…だから朱雀に勝てなかった。あんなやつ俺一人でも倒せたはずなのに…
俺のせいでshpやtn、rpは傷ついて…
考えただけでも辛い…
だから俺はrpと鍛錬をするようになった。
俺に足りない部分をrpに教えてもらい、戦いへといかせるように鍛錬をしている。
今日の昼もrpと鍛錬をする予定だ。
どんな事をしようかと考えていると
shp「zmさん今日は昼どうしますか」
shpが聞いてくる
zm「rpと模擬戦やな〜。shpも来るか?」
そう答えると、
shp「いえ、大丈夫です…」
声だけでは分からないが表情は悲しいような、苦しいような、そんな顔をしている。その理由が俺にはわからないが聞く勇気がなかった。
俺には時間がない…次いつ戦争があるかわからないと会議では言われた。
また俺のせいでみんなが傷つく姿は見たくないから、rpと戦い力をつける。
今度は俺がshpを守るために…
9か10歳くらいの時だっただろうか。俺はいじめを受けていた。
今思えばそうなると納得もしている。気持ちが悪かったんだろう、俺の緑色の瞳が。
俺はいじめられているこを助けた。1人で数人をやっつけた。助けた子やその親には感謝されたが、殴った力が思ったよりも強かったらしく鼻の骨が折れた子もいたらしい。
流石に家に行き謝った。そして親にやり過ぎはよくないと注意された。
事はそれで収まったと思っていた。
だが翌日も同じ通りを通ると
子供1「お前だろ〇〇を殴ったのは」
子供2「せっかくの俺達のパシリだったのに」
そう言うと俺を殴ってくる。手を出してもよかったがまた重症を負わせてはいけないので我慢する。痛かったが全然我慢できるほうだった。
そこから手を出さなかったことに味を占めたのか毎日殴られ蹴られる。そしてある日…
子供2「うわお前よく見ると気持ちわりぃ目してんな」
子供1「緑だ、変なの」
母親と同じ瞳の色の俺は母を侮辱されたように思う。俺のせいで悪口を言われたと…
そこから俺は精神的に病みフードを被るようになる。目の色を気持ち悪いと言われ、暴力を振ると怖がられ、避けられる…
そんな毎日に限界を向かえていた。
そして今日もまた殴られる。容姿を馬鹿にされる。泣きそうだった時
「何してるんやお前ら。」
誰だろうか。また一緒にいじめてくる人間が増えたのかと俺は苦しくなる。
『shpだ…やばい…』
なぜだろう。いじめていた奴らが全員ざわつく
shp「やりますか?」
その言葉で逃げ出す奴らにぽかんとしていると
shp「大丈夫ですか?」
zm「お、おう」
声をかけられる驚いて言葉が出てこない。それでも助けてもらったから言葉をひねり出す。
zm「あ、ありがとう…」
shp「いえ」
急に風が吹きフードが取れる。俺は急いで被り直すが見られてしまったのだろう。shpというやつはお目を見開いていた。
こいつにも馬鹿にされるのかと思い、苦しくなる。そしたら…
shp「傷、大丈夫ですか…?」
思いもしなかった言葉に俺は
zm「気持ち悪いだろ…緑の目だぞ…」
そう言ってしまう。そして返ってきた返答は
shp「きれいですよ。すごく、」
俺は思わず泣いてしまう。声を出して、救われたような気がして…思いっきり泣いた
そのころのshpは子供の間で強いやつ、喧嘩を売ったら何をされるかわからないと知れ渡っていたらしい。
それから俺はshpと行動するようになった。shpは俺を認めてくれた。話も聞いてくれた。
辛い日常から救い出してくれたのは、助けてくれたのは小さい頃のshpだった。感謝してもしきれない。
俺が助けてもらったように、俺はshpを助ける。そう心に誓った。
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