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きなこ
(あ、熱い……っ。ナオミさんが、いっぱいで……っ)
何度も抱かれてきたはずなのに、どうしてこんなに胸が苦しくて、愛おしいのだろう。
『最高のパートナー』と言ってくれた彼の言葉が、熱い体温が、そのままお腹の奥深くまで直接注ぎ込まれているみたいで、視界が涙で激しくかすむ。
いつもなら優しくリードしてくれるはずのナオミが、今は自分を独占することしか考えていないような、余裕のない荒々しさで突き上げてくる。
ふと、遮光カーテンの隙間から、一筋の鋭い陽光がソファの上に滑り込んできた。
薄暗い部屋の中で、汗ばんで重なり合う二人の白い肌を、その光が容赦なく照らし出す。外の世界はまだ退屈な日常が流れる、眩しい「昼下がり」なのだ。そんな時間に、自分は大好きな人にめちゃくちゃに貪られている。その鮮烈な背徳感が、穂乃果の下腹部をさらにキュンと熱く疼かせた。
きゅ、と無意識にナオミの熱を搾り取るように内壁が締め付けられる。
それが、ただでさえ余裕のないナオミの加虐心をさらに煽ってしまったようだ。前髪の隙間から覗く、狂おしいほどの劣情を孕んだ大人の男の瞳が、さらに深く穂乃果を射すくめ、抽送の速度を一気に跳ね上げた。
「ん、あぁっ……! やっ……あぁっ! も、だめ……こんなの、おかしくなっちゃう」
普段なら絶対に言わないような甘ったるい言葉が勝手に口をついて出てくる。
最奥を突かれた瞬間、脳天を突き抜けるような甘い痺れが全身を駆け巡った。
穂乃果の内壁が、搾り取るようにナオミをきつく締め付ける。それに負けじとナオミの昂ぶりは更に膨張し、膣内を蹂躙する。
「く……っ! 締め付けすぎ……っ! ほんと……堪らない……っ」
呻くような低い声と共に、ナオミが乱暴に上体を倒し、穂乃果を掻き抱くように覆い被さる。密着した身体から伝わるナオミの熱と鼓動。汗で湿った肌と肌が擦れ合う感触に、また新たな快感が生まれ、穂乃果は全身で彼の存在を感じながら、再び高みへと連れて行かれる。
「あ……っ! ナオミさ……っ、私……もう……っ! も……イク、イッちゃう……っ!!」
ナオミの肩を掴む穂乃果の爪が、深く食い込んだ。
内臓が焼け爛れそうなほどの強烈な快感が、脳天を突き抜け、全身の神経を灼き尽くしていく。視界が白く弾け、思考は完全に停止した。
ナオミの熱い楔が、何度となく子宮口を穿ち、そのたびに穂乃果の身体は激しく痙攣し、嬌声をあげて達し続ける。そのたびに内壁は強く蠕動し、ナオミ自身を締め付ける。
「く……っ、ほ……の…か……っ、そんなに締め付けないで…っ、アタシもも……うっ!!」
低く、苦しげな喘ぎ声を上げながら、ナオミもまた限界を迎えようとしていた。最奥で熱い奔流が爆ぜた瞬間、穂乃果の身体は完全に脱力し、ソファの上にぐったりと横たわる。
互いに荒い息を整えながら、どちらともなく指を絡め合い、貪るようなキスを交わし続けた。何度も何度も角度を変えては、互いの唇を食み合い、舌を絡め、唾液を交換する。酸欠になりそうなほどの熱烈な口づけの後、ようやく唇が離れた時には、二人の唇の間には銀色の橋が架かっていた。
「はぁ……っ、は……っ、ナオミさん……」
とろんと蕩けた眼差しで見上げる穂乃果に、ナオミは汗で額に張り付いた前髪を搔き上げると、愛おしそうにその額に口づけを落とした。その優しい触れ合いに、穂乃果の胸はまた切なく締め付けられた。
コメント
1件
うわっ……これはまた濃密なエピソードでしたね。穂乃果の「大好きな人にめちゃくちゃに貪られている」という背徳感と幸福感が入り混じった感覚が、もう本当に生々しくて読んでるこっちがどきどきしちゃいました。特に「昼下がり」の陽光が二人を照らし出す描写が、外の日常との対比を鮮やかにしていて、すごく印象的です。お互いに「堪らない」って言い合いながらも、最後の優しいキスと額の口づけで一気に愛おしさが溢れる感じ、ナオミさんのギャップにやられました。