テラーノベル
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未亜さんが海鮮丼1,500円。
亜里砂さんがまぐろ中落ち定食1,100円。
美洋さんがアジ刺し、釜揚げしらす、マグロすき身丼900円。
僕と彩香さんがまぐろ中落ち丼80円。
豪華なのは一番高い海鮮丼で、まぐろのかなりいい部位まで入っている。
でも一番インパクトがあったのは、亜里砂さんの中落ち定食。
とにかくまぐろの赤身が大量に入っている。
でも一番安い僕と彩香さんの中落ち丼だって、それなりに量はある。
付け合わせに唐揚げまでついている状態し、文句は無い。
「なかなか量があっていい感じなのだ」
ちなみに亜里砂さんの定食はおかわり自由。
普通に食べていたらまぐろが余る状態だ。
少しずつお互いに中身を交換しながら食べ尽くす。
「これならまあ満足なのですよ」
「結構食べたね」
満足して自転車置き場へ戻った。
「残りはどれ位かな」
「だいたい10キロ、順調にいけば1時間かからないのです」
「自転車だと思ったより近いね」
そんな事を言ってまた自転車に。
広い歩道を気持ちよく走る。
シートカバーの効果かお尻はまだ大丈夫。
道も平坦だし走りやすい。
そして。
「前はこの駅まで歩いたのだ」
新杉多駅を通過。
「やっぱり自転車だと速いよね」
相変わらず走りやすいく太い、自転車走行可の歩道を快調に飛ばす。
さらに先、歩道が切れたところを左折し、線路の下をくぐる。
少し行くと道の反対側が川になった。
更に先、太い道との交差点を横断歩道を登って越えたりして。
進んで進んで川沿いの細い道まで来た。
「あとはこの川沿いに行けばみなとみたいなのです!」
「なら途中買い物をするのだ」
亜里砂さんがそう宣言。
「なら先頭は任せます」
「了解、ここなら多分わかるのだ」
亜里砂さん先頭に交代。
でもその前にちょっと聞いておこう。
「まさか買い物って牛丼とマックじゃないよね」
「ぎくっ。何故わかるのだ」
やっぱり。
「そう言えば夏に歩いて帰ろうとした時、その2つを買って帰ろうとしたよね」
「疲れた後のあれは、良いものだ」
ここで全員で相談。
郷に入っては郷に従え派と、あれだけ食べた後じゃないか派。
それぞれしばし話し合った結果、4対1で買って帰る派が勝利した。
ちなみにこの4対1の1とは僕だ。
でもまあ、亜里砂さんの案内に従って牛丼屋とマックに立ち寄って購入。
美洋さんと未亜さんの自転車は前カゴ付きなので中に入れて貰う。
そんなこんなで午後2時前、無事あのマンションに到着した。
自転車置き場に部外者の自転車を止めるスペースは無い。
だからマンション内まで押して入り、エレベーターに乗せ、亜里砂さんの部屋の前で折りたたんで鍵付きワイヤーで止める。
亜里砂さんの家は一番端なので、ここに置いても他の人の邪魔にはならない。
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