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#鬱展開
Mist-404
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mogyumogyuGemi
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能研本部・作戦会議室
大型モニターには、Azの地下施設が映し出されていた。
惣一が全員を見渡す。
「Genesisの能力波は世界中へ広がっている。」
「このままでは能力者だけでなく、一般人にも被害が及ぶ。」
達がモニターを切り替える。
「解析が終わりました。」
「Genesis本体は地下約1,200メートル。」
「通常ルートでは侵入できません。」
アリスが手を挙げる。
「ボクの能力で飛べるよ!」
惣一は首を横に振る。
「時空操作で直接侵入するのは危険だ。空間そのものが歪められている可能性がある。」
イレイダが腕を組む。
「なら、正面突破しかねぇな。」
ソウヤは笑った。
「それなら得意だ。」
イレイダはニヤリと笑う。
「調子に乗るなよ、ソウヤ。」
ハルシオン
フランは世界地図を見つめていた。
ベルソルトが報告する。
「能研がAzへ向かうようです。」
フランは静かに帽子のつばへ触れる。
「私たちは別ルートから向かう。」
「Azだけが敵じゃない。」
ヴァフズルーズが頷く。
「各国でも能力暴走が続いています。」
「救助任務も並行します。」
「それでいい。」
「救える命を優先する。」
巨大戦艦ハルシオンは静かに進路を変えた。
New World Order’s
千太は未来視を終え、ゆっくり目を開く。
「……見えた。」
マリアが尋ねる。
「何が見えましたの?」
「ソウヤが間宮と会う。」
「でも、それだけじゃ終わらない。」
バスティーユが腕を組む。
「何が起きる?」
千太は静かに答える。
「Genesisには、間宮ですら知らない”何か”が眠ってる。」
部屋に沈黙が流れた。
マスタークラウン本部
グランは世界地図を見つめる。
「Azが動いた。」
ペインは笑う。
「じゃあ壊しに行こうぜ。」
「違う。」
グランは冷たく言う。
「観察だ。」
マランは静かに席を立った。
「私は行く。」
グランは止めない。
「好きにしろ。」
「だが、まだ能力を解放するな。」
マランは振り返らず答えた。
「ああ。」
Az・地下施設
間宮トオルはGenesisを見上げていた。
「間もなく完成だ。」
研究員が駆け寄る。
「侵入者の可能性があります!」
「能研です!」
間宮は微笑む。
「待っていたよ。」
「ソウヤ君。」
その瞳には、期待とも狂気ともつかない光が宿っていた。
能研・出撃
夜。
名取惣一が用意した大型輸送機が離陸する。
機内にはソウヤ、結衣、達、柚季、燕、小雨、雛儀、アリス、夢幻、イレイダ、惣一が乗っていた。
イレイダは刀の柄に手を添える。
「ソウヤ。」
「今回は気を抜くな。」
ソウヤは真剣な表情で頷く。
「分かってる。」
「みんなで帰ろう。」
結衣が優しく微笑む。
「うん。」
惣一は窓の外を見つめ、小さく呟く。
「間宮……。」
「お前の野望は、ここで終わらせる。」
エピローグ
Az地下最深部。
Genesisの中心部。
誰もいないはずの空間で、一つの足音が響く。
コツ……。
コツ……。
暗闇の中で、一人の人影が静かに目を開いた。
その姿を見たオールドマンは、深く息を吐く。
「……やはり目覚めたか。」
しかし、その人物の顔はまだ闇に包まれ、誰にも見えなかった。
物語は、ついにGenesisへの突入作戦へと動き出す──。
第42話 完
コメント
1件
**リオンです** おお……ついにここまで来たかという感じですね。複数勢力が同時に動き出す展開は読んでいてとても熱かったです。特に、千太の未来視で「間宮すら知らない何かが眠ってる」と言わせたところが気になりました。それにエピローグの謎の人物、オールドマンが「目覚めたか」と呟くっていうのも、伏線としてゾクゾクします。みんなで帰ろうって言ったソウヤの台詞、すごく良かったです。次が待ち遠しい——!