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〜ここからはおまけのようなものです。
6話の後の私の様子〜
2月27日。
通信制の転入説明会に行った。
だけど、そこでは思いのよらない衝撃的な発言。
最初はとても熱心に話を聞いていたし、
“この学校で頑張ろう”
“この学校で夢を諦めなかったらいいだけ”
“この学校で夢を叶えよう”
そう思っていた。
でも、最後になって個人面談。
どうやら私は1年生からやり直し、
いわゆる留年。
そして、新入生と同じ扱いだそうだ。
その言葉を聞いて、
私は内容が全く追いつけなかった。
留年の理由は私が今行っている高校が
専門学校だからだった。
専門学校は高校という扱いにはならないと。
だから私は留年になるそうだ。
私はそこで考えが変わった。
“通信制ではだめ”
“留年になる”
“留年だけは避けたい”
中学のうちに死んどけばよかった、
と後悔をした。
今から死んでも遅くないだろうか、
そんなことも考える。
“留年が嫌”というのは私の我儘なのだろうか。
もしも、我儘だとするなら、
私はどうすればいいのだろうか。
1人だけまた受験だなんて、
笑える話じゃない。
この季節の時、私は今の学校に入ろうと
一生懸命な時期だったはずだ。
去年のこの季節は受験シーズンだった。
なのにまたこの季節に受験って。
嘘だと言ってほしかった。
嘘だと、冗談だと、言ってほしかった。
“仕方ない”と思い、
私は通信制の受験をすることに決めた。
新しい出会いもあると信じて、
私は通信制を選んだ。
3月13日。
担任の先生から電話があった。
内容は『21日までに
退学するか、残り続けるかの選択をして
電話をしてきてほしい』とのこと。
だが、私は2年生には上がれない。
残り続けても、留年。
そして、先生は一言付け加えた。
『残り続ける選択をしても、
りうさんのガラスのハートでは無理でしょう』
と。
ガラスのハートで悪かったな、と
先生に言ってやりたかった。
おそらくここは、
これからの人生の選択肢ともなるだろう。
通信制の合格発表がわかる前に
退学か残り続けるかの選択を
しなければならない。
私が選択したのは
“今の学校に残り続ける”。
決して退学はしない。
留年になってもいい。
私はどうしても夢を叶えたかった。
“毎日学校に行き、友達と青春をして、
この学校で卒業をする”という夢。
私が夢を諦めると思うか。
私は今まで夢を諦めたことが1度もなかった。
ここで夢を諦める訳にはいかない。
なぜ私をいじめた人達や、襲ってきた人だけが
学校に残らなければならないのか。
なぜ何もしてない人が
退学しなければいけないのか、
理解ができない。
それに、今ここで辞めたら
先生の思う壷だ。
だから私はそのことも含め、
“今の学校に残り続ける方”を選択した。
だが、母親はもちろん反対。
「絶対に辞めといた方がいい」
「辞めとけっていうか、
もうあんな学校に行かせたくない」
「行かせるこっちが心配」と。
祖母は賛成してくれた。
「夏にまた応募があるなら
夏までやってみたらいい」
「もう無理だと思ったら辞めればいい」と。
でも正直、まだ悩んでいる。
退学するべきか、残り続けるべきか。