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10日が経った。
陽菜田村学校の、虐殺事件
10日経っても、まだ捕まっていない。
あんなに酷い事件が発生したのに
「…」
「はぁ…」
溜息が出る。
そういえば、学校から、村まで10kmある。
もしかすると、遠すぎて、認識出来ないのか…だとすると、好都合。
「遠い村を襲って、死ぬ…捕まればパーね」
また、溜息が出る。
全然捕まらないなんて、ご都合主義だね
「あ、見つけた…」
私は、歩いて4つ隣の県に来ていた。
場所は、神奈川
私は、群馬県から神奈川まで来たようだ。
「ここだね…」
ついた…北西南中学
あぁ
あぁ早く。
早く早く早く
早く殺したい。
いや違う。
謝るんだ。
今は少し、頭がイカれてるのかも、しれない。
そもそも、大量殺人鬼だ。
イカれてないほうがおかしい。
そして、私は校内を無断で侵入し、探し回る。
特徴的な髪色。
「ねぇ、アルトがどこにいるか…」
私は、そいつの首を強く掴む。
「教えて?」
いや、教えてくれなくていい。
これは、理不尽だ。
殺すための…
喉を潰し。
喋らせない。
喉を潰して、質問した。
答えられる筈がない。
ぶちゅっと、汚い音がする。
血が溢れていた。
喉の骨を折って、ちぎる。
だから、血が溢れている。
「あ…あはは!」
あまりにも面白すぎて、笑いが出てくる。
「ふはははは…いい音!」
色んな生徒を襲う。
首をちぎる。
「いい音…」
どれだけ、殺したろうか…。
人を食う。
「美味しい…」
濡れてくる。
興奮する。
「あぁ!!!」
絶叫する。
「いいよ!!この音、最高!!」
食う。
人喰い。
私の姿は、今…
皆からどんな風に見えるか。
恐怖の対象。
「あ!みぃつけた!」
アルトの首をへし折る。
「ごめん…ごめんねぇ…アルト…」
腕の皮膚を引きちぎる。
「私のために…死んで?」
殺した。
アルトに、謝った…だから、大丈夫。
もう、いいのだ。
許された。
いい。
「…あとは、出頭だね…」
そして、校舎を出ると
警察がいた。
「あれ?…出頭せずとも、来てくれたんだ…最近の警察は、心を読めるのかな?」
血に濡れた顔で、警察に近付く。
警察は、そんな私を見て、ビクビクしている。
死ぬかもしれない。
そう、そんな恐怖に陥れる程の、顔なんだろう。
「警察さん?…どうしたの?」
手を前に出す。
「捕まえてよ!!」
叫ぶ。
だけど、本気で捕まえて欲しいわけじゃない。
近付いて、初めてを体験したい。
初めて、警察を殺したい。
「い…いいい…いやぁ!!!」
警察は、銃で私を撃った。
私の体を弾丸が貫き。
私は…死んだ。
コメント
1件
うわ……これ、めっちゃ重かった…… 主人公、もう完全に壊れちゃってるね。人を♡♡♡音に「いい音」って言っちゃう感覚、背筋が冷えた。でも一方で、アルトに「ごめんね」って謝るところが切なくて。狂ってるけど、ちゃんと罪悪感はあるんだ…って。 最後、警察に撃たれて死んだシーン、呆気なくて逆に心に残った。
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n217(エヌ・ニイナ)
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羽海汐遠
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