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「相変わらず、2人…仲良いね」
部屋に入って来た阿部が、俺達を見て…そう言った
俺の背中に目黒が引っ付き、子泣き爺の様になっている…
「蓮、甘えん坊みたいでさ///」
「えっ。蓮?」
いつの間に、呼び名まで変わったのかと驚いていると
「あぁ!違う違う…。めめ!めめ、だよ」
真っ赤になって言って来るので
今更、訂正しても遅いだろ…
そう思ったが…言わないでおく
「不思議な、たい焼き…。調べてみたら、ネット結構噂になってた…」
「ネット?」
「何か、食べた人の願いを叶えてくれるらしいよ」
「えっ、願い?」
そう言って
見つけ出した情報を、まとめた画面を見せてくれた
「………」
これが本当なら、驚きだ
しかし…
「それじゃ、めめは…。猫になりたかったって事なのか?」
「それは、さぁ…。ネットの噂だから、なんとも言えない…。でも、とにかくこれによると…そろそろ、めめの猫化も解けるはずだけど…」
2人が目黒をジッと見つめ、黙って…成り行きを見守っていると
「阿部ちゃん、大丈夫。もう戻ったよ……。俺さ、ふっかの本心が…ずっと知りたかったんだ///」
突然、俺の背後で目黒が喋り
2人が驚く…
「おっ…俺の本心?」
「うん。それとさっき…ふっかは、全く気付いてなかったけど…。俺…戻ってから、しばらく黙って見てたんだ…///」
「黙って…見てた?///」
深澤は、慌てて先程の記憶を遡っていく…
『抱き締めて…キスをして…』
何と思い出すのは、恥ずかしい事ばかり
「こうして部屋も来れたし、本音も聞けた///やっぱり、たい焼きの噂は本当かもね///」
嬉しそうに抱き締められ、俺が照れて
見せ付けられた阿部が慌てる…
「あのさ。もう、解決したみたいだし…。俺、帰るよ///」
「阿部ちゃん、ごめんね心配掛けて…。今度、良い報告持って行くね///」
俺が今だに驚いている間に、目黒が阿部を送り出しに玄関へ…
「阿部ちゃん、今…帰ったよ」
「ちょっ…めめ!お前!いつの間にっ…!///」
そこまで言うと、目黒が俺の口に人差し指を…
「ふっか。呼び方、違うよ///蓮って呼んで///」
猫化の間は良いだろうと
ずっと前から呼んでみたいと思っていた、名前呼びに挑戦してみた…
それが仇となり…
挙げ句の果てに、本人にバレた…
「それに、さっき大好きって言ってくれたよね?///キスも…ふっかの方から、してくれたし///」
「あれは、まぁ…」
「何で、いつもはしてくれないの?」
「それは…その恥ずかしいから…///」
「良いじゃん。もうバレた訳だし…///」
確かにそうだ、全部バレた…
大人の威厳も
俺の気持ちも…///
「ねぇ。大好きだよって、もっかい言って///キスも、沢山しても良いよ///」
「っ…!///」
煽られ続け、ついに俺は吹っ切れて…
「もう、逃げられると思うなよ///」
グッと蓮の腰を、抱き寄せた