テラーノベル
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殺人事件が起きたビル。
その10階からゼロは飛び降りた。
「怜。なにがあった?」
「少女が飛び降りた。」
昂真は険しい表情をしていた。
「飛び降りって、10階から?!」
怜は話を続けた。
ーー
地下実験室。
マスターはモニターをずっと見つめていた。
「飛び降りるとは思ってなかったよ。」
マスターの後ろにはゼロがいた。
血まみれの刃物と血のかかった服。
「どうしてあの男を殺さなかった?」
ゼロは黙ったままだった。
あの男ーー神城怜。
ーー
S.O.S拠点。
現場から戻ってきた怜と昂真。
怜は真っ直ぐ琉生の方へ向かった。
「手掛かりは見つかったか?」
琉生は間をおいて話した。
「…やっぱ怜さんの言った通りでした。」
昂真は琉生のパソコンを覗き込。
解析された防犯カメラの映像。
「あの子は洗脳されている。」
怜の言葉に昂真は驚いた。
「洗脳ってどういうことだ?」
「一瞬だけだが、その映像に注射器が写っていた。」
そう言うと、怜はぽつりと呟いた。
「…遠隔操作形式のナノマシンだ。」
ーー
地下実験室。
ゼロはマスターに質問していた。
「マスター。次の命令は?」
マスターはファイルを見ていた。
「『天海 優奈《アマミ ユナ》』という女を殺せ。どんな手を使ってでもいい。」
「了解。」
ゼロが去ったあと、奥から人影が出てきた。
七瀬六花だ。
「遠隔操作型のナノマシンを使うとは思ってもいませんでしたよ。 」
マスターは無言のまま、どっかへ行ってしまった。
ーー
午後7時。
AIエージェント会社「Ciel《シエル》」。
その代表取締役が天海優奈だった。
優奈は狙われているとも知らずに仕事をしていた。
が、突然”パリン!”と言う音が響き渡り窓ガラスが割れた。
「は?何?!」
優奈が戸惑っていると、誰かがドアを蹴って入ってきた。
「そこから動かないでください!」
拳銃を右に持ち、左にナイフを持っている少女。
入ってきたのはゼロだった。
「何?小柄な少女がこんなこと…」
優奈がそう呟いた瞬間だった。
「優奈!」
「お兄ちゃん…」
大和の活躍で狙撃を阻止することができた。
「S.O.Sのエージェントだ。今すぐ刃物を捨てろ。」
ゼロは首を傾げた。
「あなたもS.O.Sのエージェント?神城怜と一緒ですね。」
「怜の事を知ってんのか?」
ゼロは黙り込んだ。その後だった。
「おいまじかよ…」
ゼロが窓から飛び降りた。
ーー
S.O.S拠点。
専属医師『生愛 未来《イクア ミライ》』が優奈の手当をしていた。
「特に異常はないです。」
少しの沈黙の後、優奈は怜に質問した。
「あの女の子はなんで銃を持っていたの?」
「…遠隔操作型のナノマシン。あの子は洗脳されている。」
みゆ
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コメント
1件
おお、第3話読んだわ。ゼロのキャラがめっちゃ気になるな…。10階から飛び降りたとか普通じゃないし、洗脳とかナノマシンってSF要素も入ってきて熱い🔥 怜はクールだけど確実に動いてる感じがかっこいい。次も楽しみにしてる!