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尾浜勘右衛門「……なあ、兵助。」久々知兵助「ん?なんだ?」
尾浜勘右衛門「もし、もしもだよ?俺と兵助が、火傷しないでも触れることが出来たら、その方法があったら、、どうする?」
兵助の動きが止まった。
久々知兵助「……あるのか、そんな方法。」
尾浜勘右衛門「いや、、もしもの話だよ。」
勘右衛門は目を逸らした。明らかに知っている態度だ。
久々知兵助「あるんなら言ってくれ。……知りたい。」
沈黙が流れた。やがて、悩んだ末に勘右衛門が口を開いた。
尾浜勘右衛門「………会ったんだ。八左ヱ門に。」
久々知兵助「八左ヱ門!?生きてたのか、良かった。」
尾浜勘右衛門「でも、堕天使だった。」
久々知兵助「……え?」
尾浜勘右衛門「堕天使になれば、悪魔に触れても火傷しないんだって。」
兵助は咄嗟に勘右衛門の肩を掴もうとして辞めた。火傷させてしまう。
久々知兵助「だめ、だめだよ勘右衛門。それはだめだ。」
尾浜勘右衛門「ほら、さっき兵助俺の肩触ろうとして辞めたでしょ?火傷させちゃうから?いいよ。触ってよ。こうやって辞められるの、嫌だ。」
久々知兵助「かんえも、」
尾浜勘右衛門「こうなるくらいなら、堕天使にでもなんでもなってやる!!それで兵助と一緒に入れるなら!!」
久々知兵助「だめだ!!やめてくれ、やめてくれ勘右衛門。」
尾浜勘右衛門「なんで?これで兵助と触れられるのに!!」
久々知兵助「勘右衛門が、俺に触れるたびに傷つくのは、見たくない。けど!!堕天使になったら、その過程で、必ず傷ついてしまうじゃないか。それは、嫌だよ。 」
尾浜勘右衛門「傷つく?兵助は何も分かってない。俺が1番傷つくのは火傷でも堕天使になる過程での犠牲でもない。」
尾浜勘右衛門「そうやって、兵助が俺を傷つかせないように触れるのを躊躇って距離を取ることだよ。」
尾浜勘右衛門「俺は、それが耐えられないくらい嫌なんだ!! 」
久々知兵助「だめだ、やめてくれ。」
尾浜勘右衛門「止めないで。もう決めたんだ。」
そのままその綺麗な純白の翼を広げて天界へと立ち去って行った。
兵助の手は空中で止まっていた。掴もうとしても、掴めなくて。火傷をさせてしまうのが怖くて。
久々知兵助「……勘右衛門、」
愛
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#ありえねぇッ!異色のタッグだぜッ!
#忍キュア
柊いろは
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コメント
1件
尾浜と兵助の会話、めっちゃ重いな……。兵助が「火傷させないように」って手を引っ込めるの、見てて胸が痛かった。勘右衛門の「触れようとして辞める距離が一番傷つく」って言葉、ズドンと来たわ。堕天使になろうとする覚悟の重さと、それを止めたい兵助のジレンマがリアルで、切なすぎる。2人の関係の行方が気になりすぎる回だった🔥