テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
それから僕達は、看護師さんの目をかいくぐり、丘にたどり着いた。
【あはははっ!看護師さん私らが今日死ぬっていうのに監視力弱すぎ〜笑】
「ふふっ笑そうだな」
空を見上げると、もうすっかり日は落ち、空には満天の星空が広がっていた。
【、、ね?綺麗でしょ?】
「ああ、、とっても綺麗。」
まるで、このまま永遠に時間が続くかと思わせるような程、綺麗だった。
それから、しばらく星を眺めていると、眠くなってきた。
「、、ねぇ、」
【、、、言わなくてもわかるよ。最期が近いんでしょ?】
「うん、、」
【私も。そろそろダメかもな〜】
「ねぇ、、」
【ん、?どうしたの?】
「僕さ、なんだか、君と出会えて良かったって思えてる」
【何急に笑、、でも私も同じだよ。あの日、あんたがいる病室に侵入して良かった〜】
「普通はダメだけどな、、笑」
【ねぇ、私たちさ、なんか来世でも会えるような気がするね】
「うん、そんな気がする。」
そして僕たちは手を繋いでゆっくりと丘の草むらに寝転がる。
【そろそろ、寝よっか。】
「、、そうだね。」
少し寂しいけど、多分、、いや絶対、来世でもまた、彼女と会えるはず。そう思いながら僕たちは繋いだ手をほどけないように、誰にも引き裂けないように、固く、強く握りながら、ゆっくりと、目を閉じる。
意識が遠くなっていく。それは彼女もきっと同じだ。
僕達ならきっと大丈夫。いつか、来世でまた会えるから__
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!