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「は?」
いや、こいつ何言ってんだ
売る薬を試せ?死ねって言ってんのか、?
すぐさま僕は「どういう事ですか?」と訪ねる
すると身体が強張るくらいの低音で「聞いてへんのか?」と言われる
何も聞いてないです、そう答える
まぁ、説明より実際にやってもらった方が分かるだろうと言われ謎の薬を渡される
「これを飲んで一ヶ月様子をみてほしい」
「一ヶ月後、もう一度此処へ来てくれ」
「どんな副作用があるか聞きたいんだ」
副作用?病気の人用なんかな、いやでも、、、
色々な考えが思考を巡る
なにが正解なのか、僕は死んだ家族の為にも間違えるわけにはいかない
今死ぬわけにはいかないんだ
だから断ろう、そう思ったのとは裏腹に僕の口からは思ってもいなかった言葉が出てきた
「やります」
自分でもびっくりした、副作用もわからない薬を試すなんて死ねと言われてるようなもんじゃないか
なのに、なんでやるって言ったんだろう
「お、引き受けてくれるのか。じゃあ一ヶ月後よろしくな」
まぁ、言ってしまったものは仕方がない
はい、そう僕は聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で返事をした
あの人、ボス?の話が終わって家に帰ってきた
ベットに横になり小瓶を見つめる
一ヶ月後、どうなっているのだろうか
そう考えながらも僕は、薬を口にした