あの日から数日がたったある日。僕らの家でタコパをしとった日やった。
和 「ギャー!やってもうた!」
謙 「どうしたんすか!?」
和 「タコ買い忘れた!」
恭 「じゃあ今日は生地焼いて丸めた物体ですか?」
丈 「流石に寂しいわ笑いいよ、俺買ってくる。」
和 「えー丈くん行ってまうん?」
大 「シャーなしな!俺行ってくるわ!」
和 「ええの!?ごめんやで?」
大 「ええよ〜。流星連れてくし!」
流 「ぼく道ずれじゃーん!」
そんなこんなで、僕と大ちゃんは近くにあるスーパーにタコを買いに外に出た。
大 「ごめんな〜。道ずれにしてまって。」
流 「別にええよ?」
こうやって2人で歩けるのもあと何回なんやろ…
そんなこと考えるとやっぱり悲しくなる。いつか、この関係も崩れてしまうのだろうか…
こんなことで頭がいっぱいで、前から迫る黒い大きな影に気付いていなかった。
大 「流星!!」
大好きな彼が僕の名前を呼んだ時には僕は押された反動で地面に倒れ込んでいた。
運 「大丈夫ですか!?今すぐ救急車呼びます!」
急いで電話をかける運転手。……大ちゃんはどこ?もつれる足を懸命に動かして。愛する彼を探す。
流 「だいちゃん….?どこ..?」
流 「…..!!大ちゃん!」
僕が見たのはトラックにはねられそうになった僕を庇って、血だらけになって倒れている大ちゃんだった。
流 「大ちゃん!大ちゃん!返事してや!」
一生懸命に体を揺すって、声を掛ける。そうすると、大ちゃんの目がうっす開いた。
大 「りゅ..せい….あいし…てる 泣」
1粒の涙を流し、吐き捨てるように言葉を発っして。大ちゃんは深く目をつぶった。
流 「いやや、いやや゛!大ちゃん!」
僕が覚えているのはここまで。気付けば病室のベットで寝ていた。
恭 「あ、起きた」
謙 「流星くん!体調大丈夫ですか?」
駿 「大吾くん隣の部屋にいますよ。」
謙 「みっちー!それ言ったらあかん!」
大ちゃん隣の部屋におるんやね。
謙 「流星くん!いっちゃダメです!」
部屋から出ようとするのを必死に止める謙社を振り払って病室を出た。
鎖のように思い体を引きずって隣の病室のドアを勢いよく開ける。
丈 「流星、入ってきたらあかん!病室帰んなさい。」
丈くんの止める声も届いていない。ベットには頭に包帯を巻いた大ちゃんがいるのが見えた。
流 「大ちゃん!」
大 「……..」
『ごめんなさい。どちら様ですか?』
彼から愛情を貰うことはもうないことが、頭の中では理解できなかった。
はい!いかがでした?嬉しいコメント貰ったので調子に乗って書きました!
皆さんにお願いです!そろそろ違う物語を掛け持ちしようと思っております。
リクエスト良かったらください_|\○_書きます!
良ければ次も見てください(❁´ω`❁)
コメント
5件
今回のも最高すぎました…( ´ཫ` ) 掛け持ちの方のリクエストしたいです!