テラーノベル
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付き合っていた時のお話
喘ぎとかはないですが軽い下ネタになるかもしれません
雰囲気は前回と変わらず暗いです
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「なぁなぁ、りいちょくんッ…!」
「今日一緒に帰ってくれん、、?」
『あー、、ごめんね』
『今日はしろせんせーと帰るから』
「そっ、か…」
『好きだよ、シード』
『だから安心してね』
その一言だけで満足した
これでいいのかなって
何度も思った。でも、
りいちょくんと話せてるだけで幸せに過ごせてた
「りいちょくん、今日放課後いける、?」
「あのさ、今日は一緒に帰ろ…ッ?」
『ごめん、今日○○ちゃんとマック行くんだよね』
『えっとね、、今日はしろせんせーとニキと帰るから』
「あ、えと…今日…ッ、、
やっぱ、なんも無い。」
りいちょSide
「ねぇ、今日は一緒に帰れる、、?」
毎日断っても、毎日誘ってくる。
諦め悪いよなぁ、と思った。
正直、飽きてきたところもあった。
優しくて一緒にいて楽だから付き合ったし、
それは今も変わらない。でも、
しろせんせーとも一緒にいて毎日が楽しいと思えるし
結局俺がヤりたいなと思うのは女って
最近気づいたし
(いいやつだけど、なぁ、、)
何度も断れば諦めるかなって思ったけど、
ずっと諦めずに誘ってきた。
何回か、なにか言おうとしてやめてた。
その時に、苦しそうな、今にも泣きそうな顔をしてた。
罪悪感が全く無いわけじゃない。
その顔をみたら、心がキュッとなった
でも、
辞められなかった
『好きだよ』
最初は、その一言だけで喜んでくれるのを
可愛らしく感じていた。
でも、
最近は
(あー、、今日は女とヤりたいなぁ、)
『大丈夫』
『俺シードちゃんのこと大好きだよ』
「そっか、、わかった!俺もだいすきだよ」
楽、だな
そう思ってしまっている自分がいた
自分が嫌いだけど、やめられなかった
付き合ってる間、何回かヤった
女の子と。
仕方ない、人間なんだから…
欲を満たさないと生きれないから…
そう自分に言い聞かせて
罪悪感をつぶしてた
そして、5月───
「あのさ、、俺らつきあわん?」
しろせんせーに告白された。
しろせんせーは面白いから
いいなとは思ってた。
「俺お前が女好きなの知ってるけどさ」
「ヤるぐらいならいいから」
「隣に座るのは俺がいい」
迷ってしまった
断らなければいけないのに
『いいよ。俺しろせんせーの面白いところいいなって思ってたんだ』
しろせんせーの顔がパッと明るくなる。
その顔を
好きと伝えた時のシードと重ねて思い出してしまった。
失うかもしれない
でも俺はしろせんせーを優先してしまった
しろせんせーと、手を繋いで
道を歩いた。
シードSide
なんとなく、
りいちょくんが最近冷たいのは、感じてた。
補習で残ったあと、独りで学校を出た
最近では当たり前になってしまった
涙目になりそうだったから、回り道した。
会いたくないし、このまま帰れないから
しばらく進んで曲がろうとしたら
愛しい姿が見えた
でも、俺が愛してる君は
しろせんせーと手を繋いで仲良く話してた
最近俺には見せてくれない
心からの笑顔で
なんとなく気づいてた
でも、確信した
『あぁ、ダメなんだな』
この時からりいちょくんがクズだって気づいてた
別れようか迷ったけど
「あの、りいちょくん、」
『どーしたのシードちゃん、』
『可愛いね』
その一言で吹き飛んだ
帰るのを断られても
『好きだよ、』
『『シード』』
「ッ…//」
『かわい』
その日はそれだけで頑張れた
夜になったら後悔する
気分が落ち込む
なにやってんだろ、
俺
もう好きじゃないんだろうな
俺がちょろいから
浮気されてるのに
なぜかこっちからは手放せなくて
「ッう”、ぁあッ…泣」
毎晩。
「りちょ、くんッ…なんで、ぇッ、、泣」
毎晩。
「愛して、」
泣いた。
それでも別れない俺もバカだった
別れようと何度思っても
りいちょくんの顔を
柔らかい笑顔を
優しい声を
『好きだよ』の言葉を
聞く度もっと好きになった。
あーあ、バカだな
でもこんな関係でよかった
それで満たされたから
浮気されてるんだろうなと思っても
表で仲良くしてくれて
すきって言ってくれて
それで良かったんだ
気づいたらりいちょくんは
俺の中ですごく大きな存在になっていたのかもしれない
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りいちょSide/1話初め
雨が降る日
シードを屋上に読んだ
こうやって屋上に集まって、よく話してたなぁ
最近は少なくなってたけど
呼んだ時のシードの顔
胸が痛くなる顔だった
不安と緊張が顔に出てた
しんとして、雨の音がやけに大きかった
俺からゆっくりと口を開く
シードはすごく不安な顔で
食い入るように俺を見つめてた
次の言葉を見逃さないようにと
必死で。
「……………」
『あのさ、…別れよう』
シードの顔が分かりやすく凍った。
でも、すぐに悟ったような顔になる。
まるでこの時を
覚悟していたような。
「…そっか、」
「わかった」
シードは拒否しなかった。
ただ凄く切ない顔で俺を見つめてた。
スっと目を伏せる。
また、沈黙が流れた。
雨が強くなった
空もぐっと暗くなった
俺らの関係みたいに。
チャイムが響く。唯一いつも通りな音で
少し安心できる
沈黙を破るように、扉の方に1歩踏み出す。
振り返ったら、泣かずにただ俺を見つめて
放心しているシードちゃん。
『ごめんね、』
そう残して
屋上を後にした
横目に入ったシードちゃんは
ただ動かず
俺をずっと見つめてた
最後まで、見つめてた。
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思ってるよりりいちょくんがクズになっちゃいました、、
ファンの人いたらごめん
次回ニキくん出ます
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