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依頼人が帰った後、早速ペットを探しに行くことにした。
うたいさんがパソコンの前に座る。
「僕は情報まとめときますね」
「ありがとうなのだ!」
そうだ。ニグさんにも一応話を聞こう。
資料を整理しているニグさんの元へ軽く小走りしながら行く。
「ニグさん~」
「なんですか?」
「ニグさんはリロくんに会ったことあるのだ?」
「確か…1回だけあったことあります」
「覚えてる限りの情報教えて欲しいのだ」
ニグさんが手を組んで考える
「そうですね…だいたい30cmくらいの大きさで、あまり吠える感じじゃなかったと思います」
「情報ありがとうなのだ!」
「役に立てたなら…よかったです!」
うたいさんが後ろから声をかけてくる。
「おどろくさーん」
「どうしたのだ?」
後ろを振り向く。
「依頼人から、写真が送られてきたんでおどろくさんに送っときます」
「ありがとうなのだ〜!」
「よし、今からペット探しに行ってくるのだ!」
「事務所にうたいさんともう1人残って欲しいのだ」
気付いたように、あふぇさんがこちらを見た。
「じゃあ僕残ってます」
「お願いするのだ〜」
そう言って、事務所から出ていく。
うたいさんとあふぇさんが手を振って送り出してくれた。
〈依頼内容〉
依頼日 7月23日
【依頼】 ペット探し
【詳細】 4日前に出て行ったきり帰ってこない為、依頼
【依頼人】 田中 泰斗
【ペット】 リロ・コーギー・オス
【特徴】 小麦色の毛・赤色の首輪