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「やっば。」
今日ポストに入っていた請求書を見て、絶句する。
およそ3週間払っていないガス代、電気代、水道代。
もうそろそろ止められてもおかしくないんじゃないか。
手持ち金ではとてもじゃないが払えない生活費。
貯金ももう雀の涙ほどしかない。
それならもういっその事死んでしまった方が楽なんじゃないか。
そう思う。
また、そんなことばっか考えている。
僕は愚かだ。
初めて、自殺という単語を覚えた時から、何かあったら、死んじゃえばいいんだと思っている。
嫌なことがあったら死ねば解決すると。
終わってない宿題があったら、自殺すれば問題ないと。
そう思い、幾度となく自殺未遂を起こした。
初めては、高いところから死のうと思い、実家の空なりに高いマンションの屋上から落ちようとした。
怖くて足が進まず、夜のうちに屋上に登ったはずが、気付けば朝日が昇っていた。
1番最近は、海で溺死しようと思い、久しぶりに車を出して、海へ行った。
怖くて足が進まず、夜のうちに行ったはずの海には眩しすぎるくらいの朝日が昇っていた。
いっつもそうだ。
死のう死のうと考えるが、結局は死ねない。
ギリギリのところで、恐怖とか不安とかが勝つ。
「死ねないんじゃないか。」
とか
「今死んだらもう友達には会えないんだよな。」
とか。
だから愚かだ。
死のうと思うのはいつも自分のせいだ。
死ぬことを止めるのもいつも僕だ。
そんなのを社会人となり、止めるものがうんと少なくなった今、2週間に一度のペースで行っている。
そのため、どうせ死ぬからと払わずにいた色々なお金がこう溜まっていくわけだ。