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妖はじの②としてやってきます
一応バグ対策って感じです
一応14話目です!!
男主で名前は春城満(ハルキミチル)くんです!
入道を救出する事件は終わり……弐年生は今3泊4日の修学旅行で京都に来ています
島を出ると人間しかいない、だから人間にバレないようにしないといけない。そして、参組は世界遺産や国宝を絶対に壊しては行けない。てか、マナーというかそういうので壊しちゃダメなんだが…来る前に何故かアホ担任の代わりにクラスの奴らをまとめて言っていた…
そして今俺たちは京都に着き、宿泊するお寺に荷物などを置きに来ています
そこで担任がなぜか滝修行に参加させられていたりしていたが、まぁ、…壊してないからセーフである
そして目的地に到着した
『し、死ぬかと思った…!』
その理由はマンドラゴラが運転していたためである
またその理由は参組が色々壊しまくったせいで予算がないと学園長直々に言伝だった
「あとで、交通安全のお守り買ってこーぜ…」
『あと健康のもね…』
「?恵比寿先生どうかしたんですか?」
「あ、いや…神社って割には人に扮した妖怪が多いなって思ってね
なかなか神社仏閣には妖怪は来たがらないし、結界があって入れないところも多いからね」
「さっすが神様の えび先生!よく気づいたね、じゃっ案内しながら妖怪史のお話をしてくね
1100年ほど前はここ京都に都があったんだけど、その時代は妖怪も理性が発達してなくて人間を襲い放題だったんだ」
『……』
「で、当時の人間の帝は力のある陰陽師に何とかならないか!って頼んで、その陰陽師は京都の街の東西南北に神獣を置いて結界を張らせたんだ
北に玄武
南に朱雀
東に青龍
西に白虎ってね!」
『……物知りなことだ』
「その陰陽師が安倍先生の先祖、安倍晴明(アベノセイメイ)だろうね
その名は神の国でも有名だったから…にしても末恐ろしいね」
「恐ろしい?」
『…その晴明の先祖はキモイことに、神獣…つまりは神を従えたんだ 』
「そ、使役した…そんなことできる人間がいるなんてね」
「え、でも今は妖怪も京都に入り放題だから、もうその結界はないんだよね?」
「その四神のうち1匹が禁忌を犯したんだよ
殺したのか、恋愛でもしたのか、それで神々の怒りを買った」
『…』
「それでそいつは神様じゃ居られなくなって上神の国から追放されて、そのおかげで京都の四方の結界に穴が空いた
そこから入り込んでるんだ」
「また別の神様に代役頼んだりしなかったのかな」
『無理だったんだよ』
「え?」
「さっきの出来事があったのが陰陽師が亡くなったあとみたい
他に神を使役できる人がいなかったんだろうね」
『…神獣を使役できるやつがポンポンいたらキメェよ』
「まぁそうだね!で、未だに残りの三神の結界はあるけど、それでもこうやって時期によっては入れるほどにはなってるんだ
まっ、京都の妖怪史はそんな感じかな」
「なるほどなー!ってか意外とアンタしっかりがガイドやるんだな…」
「さて歴史の勉強もここまでにし今からあっちの庭でお抹茶が振る舞われるよ!ちなみにマナーがなってないと殺しにかかってくるから気をつけてね」
「『「「「拷問じゃねぇか!」」」』」
「どうした?晴明」
「あ、佐野くんあそこに僕が…アレ? 」
『何立ちながら寝てたの?』
「突然立ち止まったと思ったら寝ぼけてんのかよ」
「どうしよう!僕ドッペルゲンガー見ちゃった!」
「え、山崎さん?」
「白昼夢だったのかなー」
「ほれ行くぞ」
佐野は安倍の手を引きながら参組の列へ戻ろうとする
「あ!セーラー!」
「そっち行っちゃ行けません!」
『!…』
「?春城?どうした?」
『あ、、いや……なんでもないよ
ほら安倍先生!遅れるから!!セーラー後にしてー!!』
そして怒涛の1日目が終わり…
「部屋帰ったら恋バナか、裸ツイ〇スターしようぜ〜!」
『……オチ見えてるからいい』
「そういうこと言うなって!な!春城! 」
『絶対恋バナ誘う相手を間違えてる、入道とか本命いる相手にしなよ』
「…片想いのを聞くのがいいんだろうが…!ほぼ両想いなんて聞いてもただの惚気だろうが!!」
『…それは悪い…』
「つーことで、ほら行くぞ」
『あーちょっと待って、先にトイレ行ってくるから……』
「おーそうか!」
「おい、廊下で騒ぐな〜!」
「ゲッ…すぐそこ教師の部屋かよ!じゃあ先いくからな!!」
『嗚呼!…秦中』
「どうした〜?」
「何寂しくなってしもうて寝れんの?」
「添い寝してあげよっか?」
『違ぇよ!からかいやがって!! …少しスマホ使っていいか?』
「…あぁ、いいぞ
就寝時間には戻ってこいよ
一応声かけるけど」
『うん、ありがと』
春城は襖を閉めて、廊下へ出ていった
「?なにあれ?」
「あいつだから大丈夫だ」
「そーそー」
「一応スマホ自由なのに、許可とるの?」
「あいつそういう所律儀だから」
春城は人気のない廊下に来て、どこかに電話していた…
『…あ、もしもし』
《…なんです》
『待って酔ってるの?』
《違います、ただ体調が優れないだけです》
『え、大丈夫?
作り置き、一応あるけど、お粥とかは…』
《いえ、…そういうのではないので大丈夫です
それにどこぞの烏に食べられました》
『…え〜烏に金取るぞって言っといてね〜…あと、…顔、痛むの?』
《…少しね、貴方は何もないですか?
特に担任が壊したりとかしてないですか?》
『はは!流石に安倍先生でも壊したりはしないでしょ! 』
《そう信じたいんですけどね!
絶対壊す…!》
『壊してたらちゃんと連絡送ってあげるよ』
《…そりゃあどうも…う”っ!》
『!大丈夫…!?』
《ッ…!!》
『ねぇ…!』
《満くーん、聞こえてる?》
『蘭丸さん、ねぇ大丈夫か…!?』
《うん、なーんか酷いらしいよ》
『今更なんで…』
《さぁね〜けど…君たちが京都に行ったのと示し合わせるみたいに痛んでるからね〜
君は気にしなくていいよ》
『…』
「満、そろそろ就寝時間だぞ
部屋戻れよ〜」
『は、たなか…』
「?大丈夫か?」
『あ、嗚呼……すぐ戻る』
「嗚呼、」
『…じゃあその人任せたからな、蘭丸さん』
《うん!任せて〜!あ、あっちゃん大丈夫?ぎゃっ!!》
『?』
《ちゃんと楽しみなさいね》
『!…嗚呼、…そっちはビール1日1本ね
パチは3000円までの約束破っちゃダメだよ』
《…わかってます》
『間があったけどなぁ〜
ビール飲めないならっていって清酒、がぶがぶ飲まないでよ?』
《はいわかりました》
『…おやすみなさい』
《はいおやすみなさい、10月とはいえ暖かくしなさいよ》
『はは心配性〜
どうせ男子なんか雑魚寝に近いから大丈夫だよ
勝手に暖かくなる』
《それもそうですね
そろそろ戻らないと秦中くんに怒られてしまいますね》
『あ、そうだわ
さっきの約束と、そっちも暖かくしてね』
《はい、では》
『うん、またね〜』
春城は電話を切り、廊下を歩いて、職員の部屋へ向かった
『…え、なにこれ』
「枕投げした結果、部屋に置いてあった大仏壊しやがった」
『…えぇ……』
「で、3時間座禅組まされてるんだとよ」
『ぷ、ははははは!!教職員が何してんのさ!ははは!!』
「写真いるか?」
『まじか!ナイス佐野!くれ 』
「佐野!そいつに送るな!!いで!!」
「ちょ!満くん!?お願いやから!!あだ!!?」
『ぷはは!!叩かれてやんの!!
佐野ありがとう〜!じゃっおやすみ〜』
「「終わった…」」
「?なんで、ぎゃっ!」
「おしゃべり禁止!」
そして修学旅行二日目……
「はい、11+12は〜?」
「「「「「『23〜!』」」」」」
春城は佐野、桃山、入道、柳田、尾形(光)との班にプラス、安倍先生と回っていた
『あざっす、』
「いいよ〜」
「さて、次の目的地に向かうか」
「ここから徒歩で行けるみたいだな」
「じゃあ僕はタクシーで他の班の子らがいく観光地向かうから」
「迷子になるなよ」
「大丈夫!東京の反省を生かして今度はガイドさんも一緒だから!」
「ウチは京都生まれ京都育ちのマンドラゴラ…京都はウチにとっては庭…いや花壇のようなもんよ」
『あ、そいついつものマンドラゴラじゃねぇんだ
マシュマロかと思った』
「ちがうよ〜!…え?誰か今呼んだ?」
『は?』
「呼んでねぇけど」
「え、誰…?僕を呼んでる?あっちだ!」
『ちょ、安倍先生!!?』
「なんだアイツ…」
「俺らも行ってみよう」
『ちょ、佐野!!?』
春城たちは安倍の後を追うと…着いた場所は晴明神社という安倍晴明公が祀られている神社だった
『!…こ、こ……!』
「ここは普通の人間しか入れないよ
このようにうちら妖怪が入ろうとするとキャイン!!」
『!マンドラゴラ!』
「このように結界張られていて長年京都に住んどるウチらでも中に入ったことないんだわ」
「わざわざ実演してまで…」
「ガイドのプロ意識が高いと言ってくんな」
「そっかーじゃあ中に入るのはむりだね」
『…なんでだよ、妖怪は弾かれるけど人間は大丈夫なんだろ?』
「そうじゃん
晴明なら入れるんじゃねぇか?」
「あ、そっか…どうだろう」
安倍はゆっくりと手を鳥居に近づけるとパンッと結界が消えてしまった
「け、結界が消えた!?」
「どれ試してみよう」
佐野はペナントになっている柳田を鳥居に近づけると何も起きなかった
「本当に結界が無くなってるな」
「おい」
「え、じゃあみんな中に入れるね!」
「わーい!」
「…けど結界ぶっ壊して大丈夫なのか…?」
「ある意味国宝よりヤバいんじゃ…」
『…おれはパス…』
「何言ってんだよ、ほら行くぞ」
『ちょ、…入道!!離せって…!』
「…」(至る所に五芒星のマーク…)
「ねぇガイドさん、あの柱…ガイドさんが昨日言ってた安倍晴明公が使役したっていう…」
「ほんとだ四神だね」
「あ!ねぇねぇ!ここでおみくじ売ってるよ!みんなで引こーよ」
『…』
「わー!おみくじまで五芒星だ!」
みんなお金をいれ、おみくじを引いていく
「ギャッ!だ、大凶だ…!旅行:いのちだいじにだって…」
「俺も凶」
「同じく」
安倍は大凶で、桃山と尾形は凶で柳田は何故か吉であり入道は末吉だった
「俺は要は下手に動くなっと…」
「あ、けど恋愛は違うよ?
恋愛はガンガンいこうぜ」
「「「「「『だってさ』」」」」」
「悪かったな!保守的で!!!」
「じゃあ悪いおみくじは結んでいいのは持ってるといいよ」
「末吉ってどーなんだよ」
「一応この中ではいい方だし持っておくか」
『……』
「お前も結ぶの春城」
「なんて書いてあったんだ??てか何出た?」
『大吉だよ
けど俺も要すると下手に動くなだとよ』
「この壁に貼られてるパネルは…」
『安倍先生の先祖の伝説だね…』
「へーライバルなんてのもいたんだな」
「蘆屋道満のことだね
晴明公のライバル陰陽師」
「力を持った人ってのは色々敵も作りやすかったんだろうしな〜…」
「でもうちの担任だって負けてないよ?武勇伝いっぱいあるじゃない!」
「ある意味安倍晴明よりもやばい経歴かもな」
『ほんとだよ』(けど最近は…)
「!やっぱり声が聞こえる!」
安倍がそう呟くと地面に陣が浮き上がる
『!』(この陣…!)
「なんだ!?」
「周りが変わってく…!」
目を開けると神社ではなく、別の空間であり古い建造物ばっかりだった
「ようやく 」
『…!…』
「ようやくお会いできました晴明様」
「ぎゃ!トラ!!!」
「見かけの雰囲気は変わられましたが、その魂…間違いない
貴方は間違いなく安倍晴明の生まれ変わり…」
「え、末裔じゃなくて生まれ変わり!?」
「我々はずっとあなたを探しておりました」
「虎に龍に蛇…もしかして…!!」
『そのもしかしてだ!!!』
「そう…我々は京の都を護る四神である
私は四神が1人西を守護する白虎だ」
「昨日話した四神だよ!」
「我々だって好き好んで妖怪の前に現れたわけではない、我々の目的は…」
『!ッ!』
「ぎゃっ!」
「!」
春城は安倍を自身の後ろの佐野に投げつけ、伸びてきた木を止める
『俺らの担任に何の用だ…!』
「なんだ貴様、邪魔だ、………お前まさか…名をなんという」
『は?…春城満だけど…』
「真名はなんと」
『…結月』
「やはり、…やはりそうか…」
『?…なんだ、うわあっ!?』
「春城!!」
春城は蛇が巻きついてきて、白虎の元まで引きずられる
『んだ、よこれ…!』
「嗚呼、本当だ、久しいな…結月 」
『!?』
「ちょ!」
白虎は春城に抱きついていた
『は!?何待ってどういう状況!?俺アンタと面識ないんだけど…!』
「…何?」
『悪いけどあんたの記憶はないんだよ』
「嗚呼、…忘れているのだな…可哀想に…すぐに思い出させてやる」
『は…?…』
「そこで大人しく見ていろ、きっと晴明様を見れば思い出す…青龍、捕らえていろ」
「嗚呼、」
『!なんだこれ…!?檻…!?』
「そこで大人しく見ていろ結月」
『おいふざけんなよ!出せ!』
「僕に何するつもりだ!」
『安倍先生!!』
「晴明を返せ!」
「貴方には興味はない
あるとするならお前の魂だけだ」
ズボッと白虎の手は安倍の体に入 安倍の魂と共に抜かれた
『ッ……!?先生!!!』
「ご苦労様でした、この時代の晴明様
ここまで魂を運んでくれてありがとう」
「おい!お前どういうつもりだ!!」
バキバキと橋が突然ふたつに割れた
「おい、神獣かなんだか知らねぇけど魂、元に戻せよ」
「戻せだと?これは元々晴明様の魂だ」
「今はウチの担任のモンだ
返せ」
「…あぁ、お前…疫病神か、神の国を追い出された…例の…」
「しかし、いくら貴様でも我々3体相手にどうすることもできぬわ!」
佐野に青龍が襲いかかる瞬間、雷が当たる
「一応俺も元神様なんで…そこんところよろしく」
「雷…奇遇だな、私も雷使いだ
さあ妖怪、貴様の雷と神の雷の違いを見せてやろう」
『尾形!!!』
「ぎゃあぁ!!!」
「尾形くん!!!」
「負けた…雷神が雷に打たれるなんて…」
「口ほどにもないな、千年前の妖怪どもの方が余っ程手強かったぞ」
「白虎、もういいだろ
いちいち妖怪の相手をするのは面倒だ、そうなる前に希望を絶とう」
蛇が魂の抜けた安倍の体を引っ張り橋から落とす
『「!!!」』
『先生!!!!』
「なんてことを…!佐野!!!」
「ッ!」(地面が近すぎる!体勢を立て直せない!!…あれ、なんで浮いて…)
『柳田…!!!早く持ち上げろ!!!』
「了解!!!桃ちゃん!!」
「ガッテン!」
「四神はこの地を護る神様なんでしょ
なんで守るべき人間にこんな酷いことしちゃうのさ!それこそ、かつて神の国から追放された四神の仲間のように君らも神様じゃいられなくなるよ」
「そんなことは覚悟の上」
「そこまでのリスクを背負ってまでするアンタらの目的はなんだ、俺らの先公の魂うばってまで何しようってんだよ」
「今一度復活させる」
『正気か?
まだ安倍先生を洗脳させた方がまだいいと思うぜ?
魂だけじゃどうもできないだろうが…!』
「!…お前ら、晴明を守りつつこいつらの注意をひきつけてくれないか?」
「!なんで?」
「鳥居の向こうは普通に通行人が歩いてる…!外に出れれば助けを呼べるかもしれない」
「…わかった頼むぞ」
「じゃ俺が目くらましするから2人はそのすきに
煙幕!!!」
柳田がフラスコの中をぶちまけるとシューっと
煙幕が出て入道とガイドはその隙に、橋から降りた
「!今誰か…」
白虎が降りた入道に気づいたがドシャっと雷が落ちた
「さっきは遅れをとったけど、雷対決と行こうじゃないか」
入道が行ったあと、尾形と白虎の雷対決が始まったが尾形が押されていた
「どうした
私はまだ10分の1も力を出しとらんぞ」
「これじゃあ5分と持たないよぉ…!」
「!桃ちゃん!?」
柳田に乗っていた桃山が白虎の手から安倍の魂を奪った
「小娘…!何を!」
『はは、!ナイスだ』
「せ、晴明先生の魂返してください!
貴方がたが晴明公を必要としてるのと同時に参組に晴明先生は必要なんです!!!ということでギダ!ヘイパス!」
「よしナイス!あ!しまった捕まった!!佐野くん!ヘイパス!」
「ナイスパス!」
「おのれ…晴明様の魂をバスケットボール扱いしおって…!」
「そのままにげろー!」
「ああっ!晴明様の魂でドリブルするな!」
『佐野、早く戻せ!』
「青龍」
「おぉ!!?なんだこれ!」
『ッ…!』(身動きが取れねぇ…!)
「さぁ茶番は終わりだ、最早お前たちにはどうすることもできない
魂を渡せ」
「ひ、1つ聞きたい…魂を使ってどうやって晴明公を復活させるつもりなんだ」
「これだ」
「お札…?」
「これは式神
この札に術や魂を込めて神を使役する
かつて晴明様が我々を使役するのに用いた術だ
だから今度は我々がこの札に晴明様の魂を宿し本物の晴明様を作り上げるのだ」
『はっ、なるほどな…』
「もっと早く行動を起こしたかったが少し前までの安倍晴明は精神が弱すぎた」
「つまりヘタレすぎて晴明公にできるか不安だったと」
「だから貴様らには感謝している
ありがとう安倍晴明を成長させてくれて」
「なるほどね〜ここ半年の先生の精神の成長が皮肉にもより魂が晴明公に近づいちゃったと…で、 そんなことよりも僕のみーくんに何してるの?」
「なっ!」
『!』
「全く神様の恥さらしだね」
恵比寿が神術を使い青龍の木をボロボロと壊していく
「な、何であんたが…」
「おーい!!」
『入道にガイドさん!』
「間に合ったみたいだな!ふたりが連れてきてくれたの?」
「嗚呼、大変だったよ」
「まっ、かくかくしかじかできたわけだけど…で?御三方は何やってるわけ?人間の魂を強奪なんて…君らも朱雀のように妖怪落ちしたいの?」
「わ、我らの前でその名を言うな!」
玄武の蛇が恵比寿に向かう
「あ言っとくけど助っ人は僕だけじゃないからね」
その瞬間蛇を止めていたのは神酒先生だった
『凜太郎…』
「僕がシラフで良かったなぁ
酒呑んでたら握り潰しとったで!」
「タクシーの中で先生たちに状況とか連絡しといたからね!」
「せや、晴明く、…!」
「貴様もしや…大江山の酒呑童子か」
「だったらなんじゃい!クソボケ!」
「ならばもう一度封印するまで!」
「たく酒呑童子がなんだってんだ!!名古屋のカマイタチも覚えとけ!!」
『飯綱くん、…!』
神酒の後ろに生えた木をぶった切って登場したのは秦中だった
「何情けねえ面してんだよ」
『…ッんな顔してねぇし』
「てかなんでそんなとこおんねん!」
『俺が聞きたいわ!』
「参組はちょっと外出りゃすぐ厄介事持ってくるんだから!」
「そして満を持してねずみ先生参上!」
「わ!ねずみ先生いつの間に!」
「凜太郎くんより先にいたけど怖くて隠れてたのさ!ってことで百鬼学園教師陣(僕省く)が相手だ!」
「いやなんであんたがイキってんだよ」
「白虎、この面倒くさそうなのは我々が相手するからお前は生徒から魂を」
「わかった 」
先程まで人型だった白虎が、虎の姿へと戻った
「恵比寿先生、ここは神酒秦中に任せて生徒の方を」
「OK」
「「オイ」」
「まっいいや…神様か何か知らんが売られた喧嘩は」
「買うたるわ」
「さて、ここで引き下がってくれたら上への報告は無しにしてあげてもいいよ?」
「たしかに貴殿の強運体質は厄介だ
ですが、」
『!佐野!!!』
「ッ!!!」
『ッ…!!』
「この方を人質に取れば貴殿はどうすることも出来ない 」
白虎は佐野の腕を咥え、上空へ逃げた
「あー…そういうことするんだ…」
「さぁ、魂を渡せ」
「ぐっ、…!!この!」
ビリッと黒い電気のようなものが佐野の周りに現れる
「みーくん!!!そんな状態で妖術を使っちゃ!!」
とてもつもない大きな陣が佐野の周りに出てしまった
『ッ…!!』
「!」
「!」
その瞬間ピシッピシッと魂にヒビが入りパキンっと割れ五方向に散らばった
「なんてことだ…、」
「…おれ、のせい…で…」
「チッ!!」
『!』
白虎は佐野を恵比寿の方へ吹っ飛ばした
「みーくん!!」
『てめぇ!!』
「とにかく3つに別れて魂を取りに行くぞ 」
「クソッ!!ぬかっておったわ…疫病神…!貴様が神術の暴走をきっかけに神の国から追い出されたことに!!」
白虎はそう言い残し、三神は三方向に散った
「あ!てめぇこら!!言い逃げしやがって!!」
「っつーかーそもそもおめーらが佐野を人質にとったのがわりいんだろうが!!」
柳田と秦中は怒りを顕にして中指などを立てていた
そして、白虎たちがいなくなると空間は元の神社へと戻って行った
「元の神社に戻った…」
「でもどうしよう…!晴明先生の魂…バラバラになっちゃったよ…今から四神に追いついて先に回収するなんて無理だよ」
「ゆーくん大丈夫?」
恵比寿の神力で青龍の木の檻はポロポロと解けていく
『佐野…!大丈夫か…!』
「ごめん…俺のせいだ…俺…また…」
「『しっかりせぇや/しろ!』」
「!」
「下向くな!自分責めてなんになる!それでも君の中に罪悪感あんねんやったら晴明くんのたましい戻すのに全力を尽くして
起きた時本人に謝ればええ!」
「…うん…そうだな…ありがとう…」
『…ほら、佐野…』
「うん…」
「とまぁ話がまとまったところで入道くん上から魂が散る方向見てたろ?
大体でいいからスマホの地図アプリに散った位置書き込んでよ」
「あ、うん
大体この位置辺りで建物や気に隠れたよ」
『…この位置って…』
「あ、誰か旅行のしおり持ってない?」
「はいよ!」
柳田がどこからかしおりを出して入道はしおりを受け取るとページを開いた
「俺の記憶が正しければ…!やっぱり!見てしおりに今日の班ごとの移動予定表があるんだけど今の時間12時辺りの予定…!
タマ達の2班は嵐山
小古曽達3班は金閣寺
倉橋、4班は銀閣寺
泥田達5班は清水寺、俺たちの班も含めると参組のメンバーもちょうど五方向に散ってんだ
それも俺ら以外がみんな落下位置付近に…各班の班長とグループ通話して付近を探してもらう
道中四神とカチ合う可能性があるから先生たちはそれぞれ助っ人に行ってもらうってのでどうですか?」
「お、おうバッチリよ!」
「ってか僕たちの助っ人先も君が決めてよ」
「へ?」
「君がいちばん参組の生徒の特徴や性格を理解してるでしょ
ここは君主体となって指示を出した方が得策じゃないかな」
「でも…」
「安心しろ、何かあったら俺たち大人が責任とる」
「わ、わかった…じゃあ秦中はこの班、神酒はこっち、恵比寿先生はいちばん不安なこの班でお願いします」
「「「了解」」」
「あ、そういえば晴明の体は…」
『あとちょい待ってくれればおんぶとかなら持ってけるけど』
「いや僕にお任せあれ!
「ん?なんの音?」
『近づいてきてる…?』
その瞬間マンホールから大量のネズミが現れた
「『「「「ぎゃあああ!!」」」』」
「京都中のねずみを呼び寄せたよ
さっ、君たち下水道から宿泊してる寺まで安倍先生を運んでおくれ」
「げ、下水から運ぶのかよ…」
「やだなぁ…」
「ってことで安倍先生の身体はこのネズミ軍団が守るよ!」
「よし!あとは班長らに連絡して…!」
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