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彼の車は、並木の生い茂った閑静な住宅地に差しかかった、浩二が5階建てのマンションの地下に車を寄せて静かに隣の鈴子に言った
「僕の家に着いたよ・・・おいで」
鈴子は車を降り、導かれるまま彼のアパートの中へ入って行った
浩二のマンションは2LDKで、室内装飾は完全に男性趣味だった、壁面は濃いグレーで、家具類はいかにも男性好みのものだった、二人が玄関に入ると、浩二が鈴子のジャケットを脱がせた、そのとき彼女は思わず身震いしてしまった
「寒いかな?」
浩二が尋ねた
「いいえ」
「何か飲む?」
「いいえ・・・いらないわ」
緊張で鈴子は何も喉が通らないと思っていた
「正直言うと・・・」
浩二が静かな口調で言った
「僕も緊張しているんだよ」
鈴子はたまらず彼に抱き着いて自分からキスをした、二人は激しく唇を重ね、これが点火の合図のように鈴子の体は燃えた、何も語らないまま浩二は鈴子を寝室に連れて行った、二人は無言のまま向かい合うと、同じものを求めて着ているものを脱いだ
鈴子は一糸まとわぬ姿でべッドに横たわった、浩二がすぐ彼女の横に来てそして言った
「あのね・・・僕の・・・ちょっと大きいんだ・・・」
「え?」
「だから・・・君に辛い思いをさせたくないから・・・ちょっと準備させて」
「え?え?ち・・・ちょっと!浩二!」
鈴子は何か言おうとしたが、浩二の唇が重なってきて沈黙してしまった、浩二の手が鈴子の体を優しく撫で始めた、そして彼の巧みな舌は鈴子の首筋から、胸の頂点へ・・・さらにヘソを辿って股間の濡れた部分に辿り着いた
どれぐらいそこを舐められているのか鈴子は時間の感覚を失っていた、浩二の指が舌がどんどん鈴子の中に挿入ってくる、鈴子は目の前の快楽以外、何も考えられなくなってしまった、彼女の手もまた浩二を求めた、鈴子が浩二のソレに触れると度肝を抜かれた
熱く、硬くなって脈打っているそれは本当に彼の言う通り特大だった、入らないのではないかと思ったぐらいだった
「ね?大きいっていったでしょ?でも大丈夫・・・これだけほぐせば・・・」
優しく広げながら浩二が鈴子の上に乗り、彼女の中へ挿入ってきた、浩二は奮戦した、鈴子はエクスタシーで気絶しそうだった、彼の特大のモノで、今までどんな男性も到達したことがない場所を突かれまくるのだ
夢にも見ないような歓びに鈴子は気を失いかけながら濡れて、叫んで、とうとう絶頂に達した
浩二も我慢の限界に来たのか動きはやがて激しいリズムになり、鈴子は内臓を攪拌されているような気分になった
彼の動きは部屋中を揺り動かした
世界が、宇宙が、揺り動いた
―信じられない!もう一度イキそう!―
やがてはりつめていたものが爆発する様に、解放される瞬間を二人同時に迎えると、鈴子は大気圏まで飛ばされた、そしてフワフワ地上に舞い降りて、とろけるような恍惚感に沈んだ、身震いするような夢の旅行だった、旅立ちがあり到着があり、終わりであり始まりであった・・・
そして浩二はいつまでも鈴子を抱きしめ、この地上に留まらせた