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「マジ、あり得ねぇ!! この俺が、な~んでオーディションが白紙になるわけ!? なぁ、お前らもそう思わねぇ!?」
「……ちょっと悪酔いしてないか? 仕事の話はこんなとこでしないほうが……」
「そうだよ。ここ居酒屋だし、誰が聞いてるか……」
大声で暴れながら話す男性と、その人をなだめてるように見える男性ふたり。
大声の男性は、紛れもなく、聞き覚えのある声だった。
『オーディションが白紙』なんて話、そうそう耳にしない。
(章くん……こんな公の場で話しちゃだめだってば……)
そう思うけど、私が声をかけるわけにはいかない。ここはいったん、見なかったことにしよう。
でも、あれだけ大声で騒いでいたら、私たち以外の人たちにも当然聞こえてるわけで***********
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