「平井さ~ん、お届け物です。『北国の美味しいもの福袋』になります~」
「届いたぞーっ!」
「届いたか、半蔵!」
僕達は歓声を上げて小包を囲んだ。
田中がネットで見かけた、年始限定のお取り寄せグルメだ。
せっかくだからお金を出し合って取り寄せてみないか?と誘われたのだ。
「意外と大きい包みだね。たくさん入ってそう」
僕達の後ろから覗き込んできたのは、田中から話を聞いて調理担当を買って出てくれた中山さん。
とてつもないリスクを抱え込んだ気もしないでもないが、『僕の部屋に美人の女の子がいる』というシチュエーションがあまりにも魅力的過ぎて断り切れなかった僕だ。
「これ、本当に開けるまで中身分からないんだね」
最近の福袋は********
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