※行為の表現があります。
苦手な方は次の話からでも読めるようになっていると思います。
短いです。なんでもOKな方はどうぞ⬇️
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あったかくて、ふわふわする。
もう何度目かわからない絶頂に身体を震わせる。
Ωのフェロモンにあてられているはずなのに、めめは優しくて。触れられたところが反応して甘く疼く。
自分の口から甘い声が漏れているのがわかって、途端に羞恥心が襲う。口を塞ごうと隣にある毛布を手繰り寄せようとすると、手首を掴まれて止められて。
康二「…っな、んで…」
蓮「だめ、顔隠さないで」
だめ、なんて。いつもそんな可愛いこと言わないくせに。
きっとぐちゃぐちゃに乱れている顔をまじまじと見られているのが恥ずかしくて、涙が滲む。
絶え間なく与えられる快感に何も考えられなくなって。とっくに崩れ落ちた理性に代わって、 本能が首を噛んでほしいと叫んでいる。
康二「くび、はやく…っ」
縋るようにそう言うと、めめも我慢していたのかすぐに動いてくれて。首の後ろをするりと撫でられる。
めめの吐息がうなじにかかってくすぐったい。その刺激さえも快感と拾ってしまう身体がびくっと反応してしまって。息を詰まらせた瞬間、首に鋭い痛みが走った。
でも痛かったのは一瞬だけで。電流が流れたみたいに脳がしびれて、波のように幸福感と快感が襲ってくる。
噛んだ時にめめも俺の中で果てていて、お腹にじんわりとした温かさが広がる。
蓮「…っごめ、中に…」
そう言って、めめはすぐに自分のモノを引き抜こうとする。
康二「やだっ…ぬかん、といてっ」
体温を感じていたくて。まだめめと繋がっていたくて。引き止めるとめめは一瞬固まってしまった。
引かれたかな、と思ったけど、すぐに繋がったまま抱きしめてくれた。
蓮「…ごめん、可愛すぎてびっくりした」
行為中から何度も何度もかわいいと言ってくるものだから、嬉し恥ずかしくてめめの胸に顔を埋める。
そのままぎゅっと抱きつくと、優しく頭を撫でてくれた。行為後で疲れきっていた俺は、めめのあったかい腕の中でそのまま寝てしまった。
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( ◜௰◝ )