あれから日がたち、アイツ…ロビン先生にめちゃくちゃ声をかけられている。
会う度に会話をする
ほんと疲れる…
でも本当に仲良くなりたいと思ってくれているんだと思った。
そして今お昼を1人で過ごして居たのだが───
霧谷「…何でいるんですか」
ロビン「キリタニちゃんと一緒にお昼ご飯食べたいなと思って!」
霧谷「はぁ?…分かりましたよ…じゃあ私はこっちに座りますね」
距離をとってもう1つのベンチに座る
ロビン「え!?隣に来てくれないの?!」
霧谷「別に良くないですか?こうやって話せるだけでもいいじゃないですか」
ロビン「まぁ、確かに!!」
霧谷「…ロビン先生って執拗いですよね」
ロビン「え?!そうかな?!」
霧谷「はい、絶対そうです。私が距離を取ろうとしても近寄ってくるじゃないですか」
ロビン「それはキリタニちゃんと仲良くなりくて!」
霧谷「はぁ…まぁでも、本当に私と仲良くなりたいんだと、ちゃんと分かりましたよ」
ロビン「キリタニちゃんは僕と仲良くしたくなかったの……?」
霧谷「そうですよ…悪魔が嫌いなので私」
こんな事言ってもコイツには感ずかれないだろうな、だって鈍そうだし
私が元人間だということに……
ロビン「悪魔が…嫌い…?」
霧谷「……ま、冗談ですよ…ただ人(悪魔)と話すのが苦手なだけです」ニコ
ロビン「…嘘、だよね?本当は嫌い…なんでしょ?」
霧谷「…」
ロビン「だって…僕が話しかける度に”何か”を拒絶する様な目をしてた…だから分かる!本当は嫌いなんだって…」
霧谷「…バレましたか…えぇそうですよ大っっ嫌いですよ…ただ悪魔全体が嫌いですけど、貴方自身を嫌ってる訳じゃないので、私は彼奴らが許さないだけだ…」(ボソッ
ロビン「彼奴ら…?」
霧谷「…では私はもう失礼しますね」
ロビン「あ、キリタニちゃん、!!」
霧谷「…なんですか?」
ロビン「…僕は君と仲良くしたいから!!」
霧谷「……知ってますよ笑」
ロビン「…!………初めて…笑ってくれた……!!」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
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