TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

_____あれから数ヶ月。


息子はすくすく育ち、寝返り出来るように。


仕事も順調で、ベビー服も大人気に。


取材依頼も来るように。

そして、なんと、前いた職場から、取り扱いたいと、連絡がきた。

主任からの連絡だった。主任は部長に昇格していて、今では二児の父親。

部長から1度社長にも会って話さないかと。

営業担当は翔太だから、翔太にも相談して、一緒に行くことになった。


息子は亮ちゃんが見ててくれる。




翔太「準備できた?」

美柚「うん……」

翔太「緊張してる?(笑)」

美柚「ん、社長に会うんだもん。」

翔太「大丈夫。俺が着いてるから。」

美柚「うん…。」


涼太「ほら、そろそろいくよ?」

美柚「うん。母乳だけあげてく…」


30分後。


美柚「おまたせ。いこ…」

翔太「うん。涼太、ごめん、たのむな」

涼太「うん、行ってらっしゃい👋」


_____会社


社長「まさか、このブランドのデザイナーが君とはね…」

美柚「すみません…当時は色々ご迷惑かけました。」

社長「まぁ、それはそれだ。逆に話は早いが、どうかね?」

翔太「とても有難いお話であると思います。が、しかし、うちは、基本、期間限定の受注生産でやってます。職人も少ないですし。宣伝していただくのは大変ありがたいですが。」

社長「このコラボ企画だけでも、無理ですか…?」

美柚「………このコラボなら、こっちのグッズの方で、数量限定にしてはどうですか?服は職人さんに任せてますけど、このグッズは私が担当してるので…数量限定していただければ、デザインから制作までやらせていただきます。」

翔太「は?お前…」

部長「無理してないか?まだ子供も小さいだろ?」

美柚「まぁ…ですが、仕事は仕事です。」

翔太「まぁ。彼女がこちらでお世話になっていた付き合いもあるでしょうし、御社とのみ、コラボするという形で、うちも会社の方で検討致します。ただ、彼女は顔出しNGです。取材等はお断りです。グッズの説明、取材に関しては基本、私がやります。」

社長「わかった。部長から話はきいてるから、ある程度は理解してるつもりで、オファーしたんだ。」

美柚「社長…」

部長「七瀬さん、あ、いまは渡辺さんか、彼女のしごとぶりは、上司からも高評価だったんだよ。」

部長「あ、あと。夏実も、手伝えることあるならっていってたから、良かったら、手伝わせて?暇してるから(笑)」

美柚「わかりました(笑)」

翔太「それでは、前向きに検討させていただきます。なるべく早くお返事できるよう、努力します。」

社長「よろしくお願いします。」

部長「よろしくお願いします。」


______


翔太「____てことだった。うん。わかった。」


美柚「阿部ちゃん?なんて?」

翔太「美柚が大丈夫ならその線でいいって。」

美柚「そっか。じゃあまた打ち合わせしていかないとね…」

翔太「だな。」

美柚「……なんか色々あったけど、翔太といたら、なんかいい事ばかりだな(笑)好きなことを仕事にできて。大事な家族もできて。」

翔太「そうだな。涼太もいるから、俺らは助かってんだよな。」

美柚「うん。いつまでも、涼ちゃんにおんぶにだっこじゃだめだね。これ成功したら、涼ちゃんに、なにか恩返ししたいな。」

翔太「そうだね…」

みんなは1人のために。1人はみんなのために

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

104

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚