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STPR大好き人間
ぷりside
朝起きたら、俺の隣であきが眠っていた。
なんでなんやろ?って最初は思ってけど、俺は昨日のことを思いだし、また泣きそうになった。
こんなわがままな俺を、ずっと支え続けてくれたあきには、感謝しかない。
そろそろ起きたい、とは思っとるが、あきからがっちりと俺の体をホールドされて身動きが取れない。
どうしよう…と悩んでいると、あきが起きてきた。
あき「ぷりちゃん!おはよ!」
いつもと同じ、いや、何故かいつもよりも輝いて俺に挨拶をしてきた。
ぷり「おはよ!」
なんでそんな嬉しそうにしているのかは分からないが、きっと考えても分からないだけなので、考えを放棄した。
あき「ぷりちゃん、今日は家帰る?」
…ほんとは嫌やけど、いつまでもあきの世話になる訳にはいかんし…。
ぷり「帰ろうかな。あきに迷惑かかってまうし。」
あき「ぷりちゃん、提案なんだけど…」
何故か恐る恐る聞いてくるあきに、変なの、なんて思ってしまった。
あき「ぷりちゃん、しばらくこっちに住む?」
ぷり「…は!?」
予想外のあきの提案に、驚いていると、
あき「いや、だって自分の家帰っても、どうせ惚気話とか、いっぱい聞かされそうだな。とか思って…」
たしかに、あきの言うことは俺が1番家に帰りたくない理由だ。
ぷり「でも、ここにいたら結局あとがいるやん。」
あき「それなんだけど…」
あき「なんか、まぜからLINEが来てると思ったら、しばらくあとを俺ん家で住ませていい?っていうLINEが届いてて…」
正直、俺にとってはあきの提案はとてつもなく嬉しい。
ただ、これは対等な関係では無い。
ぷり「でも、そしたらあきの負担になるだけやで?俺。」
あきは少しうーん、と考えてから、
あき「じゃあ!1日1回、俺にキスさせて?」
ぷり「…は!?」
本日2回目の同じリアクションで返答を返すが、意味が理解できなすぎて固まる。
あき「俺、1日1回誰かとキスしたくなるんだよ!」
意味が分からなすぎる提案だが、まぁ、これなら対等なのか?と思い、
ぷり「じゃあ、しばらく住まわせてもらうわ。」
と言ってあきと同居することにした。
あきはニコニコして、こちらを真っ直ぐな目で見つめてくる。
あきは、あとの兄で、俺の兄の友達で、俺のもうひとりのお兄ちゃんみたいな感じ。
あとの兄なのに、雰囲気が全く違う。
あとは、かっこよさがすごい伝わるオーラをしているが、あきは元気でうるさいのに、とても、安心する。
やっぱり、まぜ兄と同じ年齢やからかな…?
やっぱり、俺は生まれてから末っ子気質に育ったから、兄がいたりする方がいいんやろ。
自分で納得し、もう考えることをやめた。
あきside
ぷりちゃんから一緒に住める許可を貰うと、俺はまぜに連絡した。
ぷりちゃんをうちでしばらく住ませることにするなら、あとをそっちで住まわせてもいいよ?という、少し脅しが入った文面に、ぷりちゃんも了承してるし。という後押しを入れた。
すると、しばらくしてからまぜから返信が来て、わかった。という、少し素っ気ない返事。
弟を手離したくない気持ちと、彼氏と過ごしたい気持ちが五分五分で、俺の後押しがなきゃ多分、一生悩んでいそうだな。と思った。
ぷりちゃんに了承を貰えたことを報告すると、
ぷり「ありがと!」
という、心底安心したような表情で俺を見つめた。
俺は、ぷりちゃんのことを沢山、きっとまぜと同じか、それ以上知っている。
ずっと、ずっと見てきたから。
君のことなんて、手に取るようにわかるよ。
君は対等な関係がいいみたいだけど、俺にとって君が俺の近くに居てくれるだけで、お釣りが出ちゃうぐらい、俺は幸せを貰ってるよ。
今日、ぷりちゃんにどうしても聞きたいことがあった。
あき「ぷりちゃん、俺のこと…どう思ってる?」
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