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古流斬
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チタコロ
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『希望の曖昧』
第二章 七つ大罪編
第二十七話「存在消滅」
防衛軍本部・医務室。
古流斬は一人、窓の外を眺めていた。
誰にも話していない秘密があった。
憤怒を倒した、本当の理由。
⸻
ネイトの疑問
会議室では、ネイトが戦闘記録を分析していた。
「何度見ても分からない。」
「憤怒は怒りがある限り、不死身だったはずだ。」
ラントが腕を組む。
「つまり、古流斬は何かを隠している。」
⸻
古流斬の告白
古流斬は会議室へ入る。
「……話すよ。」
隊長たちの視線が集まる。
ケイトとはるかも静かに見守っていた。
古流斬はゆっくりと口を開く。
「俺の能力は『曖昧』。」
「でも、本当の奥義がある。」
⸻
奥義
「存在消滅。」
会議室が静まり返る。
古流斬は続ける。
「相手の存在そのものを曖昧にして、この世界から消し去る。」
「再生も、不死身も関係ない。」
「存在そのものがなくなる。」
ネイトは驚きを隠せなかった。
「だから……憤怒は再生しなかったのか。」
古流斬は静かにうなずく。
⸻
代償
ケイトが尋ねる。
「そんな力なら、何度でも使えばいいじゃないか。」
古流斬は首を横に振る。
「無理だ。」
「この技を一度使うたびに……。」
「寿命が三年縮む。」
その言葉に、全員が息をのんだ。
はるかは思わず叫ぶ。
「そんな能力、もう使わないで!」
古流斬は苦笑する。
「できれば俺も使いたくない。」
「でも、憤怒はあれしか倒す方法がなかった。」
⸻
ラントの判断
ラントは真剣な表情で古流斬を見る。
「今後、その奥義は最後の手段とする。」
「命令なしで使うことは禁止だ。」
古流斬は静かにうなずいた。
「了解。」
⸻
七つ大罪
その頃、暴食は街へ向かっていた。
「腹減ったぁ……。」
一方、玉座の間では傲慢が静かに目を閉じる。
「存在を消す力……か。」
誰も話していないはずの秘密を、まるで感じ取ったかのように小さく笑う。
「面白い。」
「なら、その力ごと踏み潰してやろう。」
七つ大罪と防衛軍。
新たな戦いの幕が、ゆっくりと上がろうとしていた。
――第二十七話「存在消滅」 完
コメント
1件
おつかれさま〜!!第27話読了したよっ🌸 古流斬の本当の奥義「存在消滅」…代償が寿命3年縮むって重すぎる😭💔 でも「あれしか倒す方法がなかった」って覚悟がエモすぎるし、はるかの「もう使わないで!」にも胸がギュッてなったよ…! そして傲慢が秘密を感じ取ってるラスト、続きが気になりすぎる!!✨🔥