テラーノベル
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俺は宇佐美の濡れた睫毛をそっと指先でなぞり
頬を優しく撫でながら、少しだけ顔を上に向かせるように顎を促した。
次の瞬間───
宇佐美の顔が、驚愕と、それ以上の熱に満ちた表情に染まる。
「ん───!?!?」
言い訳を遮るように、俺の唇が宇佐美の柔らかい唇を強引に塞いだ。
「待っ!あっ…ふ、ぅ……♡」
微かな抵抗を試みるように宇佐美の細い腕が俺の胸を押したが、体格差は歴然だった。
俺の逞しい腕で腰を強く抱き寄せられると、彼はそれ以上身動きが取れなくなる。
「ねぇ、うさちゃん。抵抗しないの?」
唇をわずかに離して囁くと、宇佐美は涙をボロボロと溢れさせながら
無我夢中で俺の制服のシャツの胸元をぎゅっと掴んできた。
拒絶ではなく、溺れる者が縋り付くようなその手の動きが
却ってさらにこの状況を煽情的なものへと変えていく。
「待っ、先輩、冗談で…っ、ん……ふあぁあっ!? んむ……っ♡」
今度は角度を変え、隙間の開いた唇から容赦なく深く口づけた。
熱い舌先で裏側の柔らかい粘膜をなぞり
絡め取り、宇佐美がまだ知らない敏感な箇所を執拗に刺激すると
彼の全身からみるみるうちに力が抜けていくのが腕を通じて伝わってくる。
「ふぁっ……あっ♡ そこ、ダメ……っ」
「ダメ? どこが? 教えてよ。うさちゃんの“ダメ”なところ、俺がちゃんと全部知っておかなきゃいけないでしょ」
歯列を割り、さらに深く割り込む。
「ひゃっ…♡」
ついに唇だけでなく
開いた襟元から覗く白い首筋や
赤く染まった耳たぶへと唇を滑らせ、吸い痕を刻みつけるように貪った。
そこから漏れ出される喘ぎ声は、普段の声を忘れさせるほど
一層高く、甘く鼓膜を揺らす。
この変わり果てた様子からして、間違いなくこんな経験は一度だってないはずだった。
そのあまりの初々しさと純真さこそが
ますます俺の理性を狂わせ、興奮を煽る絶対的な要因になっていた。
「そんな顔して、ダメなんて言われても全然説得力ないんだけど」
「だ、だって……先輩が、急に、こんな────っ」
「ふーん……全部俺のせいにするんだ?」
「ひぅ……んんっ!?ぁ、ちが…っ♡」
意地悪く囁いた直後、俺の指先が彼の細い腰から、シャツの裾を割って熱い肌へと滑り込んでいく。
ほんの少し指先が触れただけで、びくびくと過敏に跳ね上がる身体。
その感度の良さには、正直仕掛けた俺のほうが驚くしかなかった。
そして何よりも俺を狂わせたのは
宇佐美自身が、戸惑いながらも自ら俺の体温を求めて身体を押し付けてくることだった。
どうやら彼の本能的な部分が俺の愛撫に完全に屈服してしまっているようで
頭では抗おうとしても、理性より欲望が最優先されている状態なのが手に取るように分かる。
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み お .
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