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み お .
それでも、まだ僅かながら「男のプライド」として抗いたい意思はあるようだった。
涙混じりの瞳で俺を見つめてくる。
「せんぱい、もっ…許して、ください……っ」
「許す?何を?はっきり言ってくれないと分かんないよ」
欲しい答えを返してくれない焦れったさに
少しの苛立ちを覚えた俺は、宇佐美の柔らかい耳たぶを犬のように強めに甘噛みした。
「~~~~ッ♡♡」
「ほら、もっといい声で啼いてよ、うさちゃん」
「や…んあぁあっ、せんぱ……っ♡♡」
じっとりと汗ばんだ極上の肌。
快感に蕩けた艶っぽい瞳。
そのすべてが、俺の中の男としての独占欲と本能をこれでもかと刺激し続け、限界まで膨れ上がらせる。
「先輩、んぅ……!ふぁ…あ、あ……♡」
甘い吐息が混じった切なげな喘ぎ声とともに
宇佐美は呼吸を整えるのも忘れて、俺の腕の中で熱い息を吐き出し続けた。
「本当に可愛いね……うさちゃん」
「うっ……僕……気持ち良すぎて、頭が、おかしくなりそうで……」
「それで?」
「こ……怖くて、どうしたらいいか、分からなくて……っ」
潤んだ目で縋るように見上げつつ
消え入りそうな小声で本音を訴えかけてくる姿を見て、俺の頭の中で張り詰めていた理線の糸が
完全にブツンと切れる音が聞こえた。
今すぐここで服をすべて引き裂き
彼のすべてを蹂躙して奪い去ってしまいたくなるような、凄まじい色香がそこにはあった。
だが、ここで一気に喰ってしまえば怯えて逃げてしまうかもしれない。
俺は敢えて、爆発しそうな衝動を力技で抑え込んだ。
そして、名残惜しそうに一度だけ唇を離すと
宇佐美の額に自身の額をそっと押し当て、改めて問いかけるように低く囁いた。
「……嫌だった?」
その言葉に対し、宇佐美は視線を激しく彷徨わせながらも
小さく首を振り、嗚咽交じりの愛おしい言葉を紡いだ。
「嫌……じゃなかった、です…ただ、びっくり、しただけで……っ」
「キスだけでこんなにガタガタ震えちゃうんだ……。ほんとに可愛いね」
この子が、もう完全に俺に堕ちていることは誰の目に見ても明白だった。
「うさちゃん、俺のこと好き?」
「す、好き、です……!先輩のこと好き……!」
「うん、俺も」
俺はニヤリと底意地の悪い
けれど最高に満ち足りた微笑みを浮かべると
今度は逃がさないように後頭部をガッチリと固定して、再びその唇を深く奪った。
「───じゃあこれからは、俺のうさちゃんだから俺以外の奴に一瞬でも目移りなんてしたら…たっぷりお仕置きだからね」
「は、はひ…もちろんです……!!先輩だけ、です……っ!」