多分軍パロ。
⚠️キャラ崩壊あり⚠️二次創作です⚠️作者は関西人ではありません⚠️腐ではないです
それでもってか、なんでもOKの神様は、このままスクロールをお願いします。
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ゾムside
1人で行った、暗殺任務帰り。
返り血で服が張り付き、気持ち悪い。
ミスったな。ナイフで首を切らず、銃で撃てばよかった。
早く帰って、キレイにしたい。そして、エミさんにイタズラしたい。
もう少しで国に着くというところで、目の前に、黒い狼が飛びだしてきた。
「あっぶね!!!!」
すぐに後ろに飛んだから、衝突は避けれた。
よくよく見れば、黒狼は、イフリートによく似ていた。
少し見つめ合った後、黒狼は、俺の足に、スリスリと顔を擦り付けてきた。
「はぇ〜可愛いなぁ」
しゃがみ頭を撫でてみれば、ペロリと手のひらを舐めた。
さっきまでイライラしていたけど、黒狼のおかげで和んだ。
「よし。帰るか」
立ち上がり、歩き出す。
と、後ろから足音がする。
振り返れば、黒狼が、ピッタリ後ろに付いている。
「なんや。一緒に行きたいんか?」
うーん…ま、帰って聞けばええか。
イフリートとか、おるし。
ダメやったら、また帰すか。
・・・・・・・・・・・・・・•・・・・・・・
「ふーん!今帰ったぜ!」
総統室のドアを思いっきり開けながら、叫ぶ。シッマよりも、小さいけど。
黒狼は、訓練場近くの森に待機させている。
言うこと聞いてくれて、ホント助かる。
「ノックしろ!」
「おお、ゾム。早かったナ!」
朝出て、夕方前に帰ってこれた。
当初の予定では、向こうで1泊するはずだったけど、ちょうど反乱が起きて、それに便乗した。
おかげで、早く帰れた。
「運がよかったな。向こうの反乱軍も、ゾムがいなかったら、結構な死傷者が出てただろうな」
トントンが、苦笑しながら言う。
「あっそうや。なあトントン。ちょっと来てくれん?」
そう言い、トントンの腕を掴む。逃がさないぞ。
「なんや。なんかあんのか?」
「そ。休憩がてら、ちょっと来てくれん?」
そういえば、グルッペンが、嬉しそうにした。
トントンに、見張られてたんやな。それで、缶ずめ状態なんやな。
「そうだゾ!トン氏は少し休むべきだからナ!」
てことで、グルッペンの説得(?)もあり、トントンとグルッペン、途中で会ったチーノとエミさん、オスマンとひとらん、ロボロで、黒狼のところに行く。
訓練終わりのシッマとショッピくん、シャオロンも、ついてくることに。
結果、監視の大先生と医務室にいる神、遠征している兄さん以外、黒狼を見に行くことに。
大丈夫か?この軍。
「それで?なんかあんのか?」
トントンが、後ろから疲れた声を出す。
「あぁまあ」
適当に答えてから、黒狼を探す。
少し森に入ったところで、ちょこんとと座っていた。
「狼?」
「ここに狼いるんだ」
みんなが狼のそばに駆け寄るのを見ながら、後ろから教える。
「あんな。任務帰りにな、会ったんよ。本当はそんまま帰るつもりやったのに、どこまでも着いてきたんよ」
みんな上の空で聞いている中、ショッピくんだけは、俺よりも後ろてから、眺めていた。
「ショッピくんは、近くで見んでええの?」
「あぁ。はい。俺はいいんで」
そうは言っているもの、目線は黒狼に向けていた。
不思議に思ったものの、先にトントンに話しかける。
「なあトントン。こいつ、ここで飼えんか?」
「うーん」と唸り考えるトントンを見つめていたら、黒狼が、トントンのそばに寄っていった。そして、俺にしたように、頭をトントンの足に擦り付けた。
徹夜脳のトントンには、アニマルセラピーが効いたようで。
「まあ、しゃーないか」
と、承諾してもらえた。
それから、ひとらんファームで飼うことになった。
名前は、色々つけようとした。けど、なんと言っても、寄っては来なかった。
結局、クロになった。あくまで、メンバー内での呼び名。クロを呼ぶ時は、名前を出さない。
そして。何故かクロは俺以外に懐かない。
ひとらんが餌をあげようとしても、そっぽを向いて食べない。
俺がやれば、食べるけど。
誰かが遊びに行っても、どここに行く。近寄れば、グルルと威嚇されるらしい。
俺が遊びに行ったら、向こうからよってくるのに。
みんな、可哀想(笑)
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ショッピside
ヤバい。
ゾムさんが、明らかヤバいのを連れ帰ってきた。
パッと見た時の心情を6文字以内に述べよ。
正解は、
『なんやこいつ』
黒いオーラをグルグル纏っていて、近づ来たくなかった。
そのせいで、ゾムさんに怪しまれたけど。
てことで。
なんか恒例になりつつある、除霊しますか。
今回は、夢じゃなく、異世界ーエミさん時みたいな?ーに行く。
条件は…なんやろ。
エミさんときは、本に触ればよかったけど。
って、考えてたら。
向こうから来た。
考えながら寝てたら、なんかの世界に巻き込まれてた。
いやせめて、ちゃんと寝させてよ。眠いんや。
不満を持っていたら、周りがあの森に変わった。すご。
次に、あの黒狼ークロが、ヒタヒタと歩いてきた。
こいつ、ゾムさん以外に懐かないんやなかった?なんで俺に構うんや。
諦め半分で、クロに話しかける。
「こんな時間に、なんか用か?」
頭にいつもの半ヘルがないから、めちゃくちゃ違和感感じる。
でも、インベントリは開けるらしい。そんならいい。
バレないよう確認していたら、クロが口を開いた。つか、頭の中に響く感じ。
『話し合いたいだけだ。お前に危害をあたえるつもりはない』
それ、危害をあたえるヤツのセリフ。テンプレ通りやん。
めんどくさいことにならないように、話は合わせる。
「そっすか。で?なんの話し合いっすか?」
タバコ欲しい。ニコチン不足。あとネコ不足。ピコと叫びたい。
叫びたいのを我慢してる俺を褒めて。誰もおらんけど。
『簡潔に言おう。彼ー緑パーカーの彼をくれ。彼さえ渡してくれれば、君にも。他の人間たちにも、手出しはしない。いい話だろ?1人差し出せば、他はなにも知らず、平和に過ごせる』
最近。この手ばかりになった。
うちの軍、魅入られすぎじゃね?
逆に、俺なんもおらんから、寂しいんやけど。
…やっぱええわ(手のひらドリル)。俺にはピコだけでええんや。あと祓うのメンドイ。
早くタバコが吸いたいから、一言返す。
「全然よくないやん」
一言言ってしまえば、言葉が止まらない。
「あんた、ゾムさん渡せば他は平和っつたよな。そんなわけないやろ。寧ろ、全員ダメになるな。どこに行ったのか、探しまわって、まともに寝ず食わずで、倒れる野やろうな。それに、ゾムさん本人聞けよ。俺が決めることちゃう」
わーお。とまんないなぁ。
でも、ちゃんと言いたいことは言う。
「でも。目の前で大事な先輩らを取ろうとしたら、俺は許さへんからな」
すると。
クロがキレた。
なにも言ってないが、黒いオーラが、ドス黒くなっていた。
だろうな。いつも通りだな。
『そうか。ならば仕方ない』
と、クロが言うと、周りの木々の間から、一回り小さいクロ(黒狼ってだけ)が、大量に出てきた。
暴力で解決ってこと?
やったぁ!
無駄な話し合いよりも、こっちのほうが早いからな!楽だし!
正当防衛。正当防衛。
あくまでも、正当防衛。手が滑って、ここを壊しちゃうかもしれないけど。それも正当防衛。
それから、ものの数分。
そこには、俺しか立っていなかった。
クロは、祓わないでくれたら、もう手出しをしないと言っていた。
が、まあ来るよな。ってことで、しっかり祓っておいた。
「ふい〜…よし。帰ろ」
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ゾムside
初日にひとらんに頼まれてからは、朝食前に、クロのところに行くようになった。
今日も、ドッグフード(狼やけど)を持って、クロのところに行く。
「おーい。メシやぞー」
いつもなら、すぐに来る。
他の動物たちは、ひとらん以外から貰わないよう、しつけられてる。から、俺のところには、クロしかこない。
なのに。
クロが来ない。
「おーい!」
餌をこぼさないようにしながら、いつでも動かない、森に似たクロの家に行く。
ドアはないから、目がいい俺は、すぐに気づいた。
「おらん…」
すぐに、餌を家に置いてから、食堂に走る。
ドアを勢いよく開ければ、俺以外、全員いた。
珍し。誰も遅刻しとらん。
いや、そんなことよりも。
音をたてて開けたから、トントンに怒鳴られたけど。
そんなことよりも。
「クロがおらんくなった!!」
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結局、クロは見つからなかった。
みんなは、「野良に戻ったんだ」って言ってた。
だから、俺も納得した。
いや。しようとした。
クロが居なくなって、3日間。グルッペンが休みをくれた。
ありがたく受け取り、部屋に篭って、気持ちの切り替えをした。
ショッピくんが言っていたから。
「きっと、クロにも仲間がいるんすよ。俺らみたいに」
って。
そうよな。クロの意見も、大事にせな。
時々、エミさんとショッピくんに話聞いてもらってるけど。
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クロは、居なくなった。否。俺が消した。
でも、ゾムさんに相当ダメージが入っている。
それもこれも、俺のせい。俺が上手く、ゾムさんが気づつかないよう誤魔化せれば。
だから、精一杯、ゾムさんを元気づける。
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ゾムさんは、元通りになった。
まあ、たまに、俺やエミさんところに来るけど。
一緒にイタズラ出来るから、全然いい。
そして、もう1つ。
ゾムさんが、俺のおかげで、元気になったと言って回ってる。
それだけなら!まだいい。
けど。魔法使いとか言うのはやめてもろて。
しんぺいさんや、エミさん、チーノまで加わって、俺のことを調べ始めたんや!!
あーもう。
寝よ。タバコ吸って寝てやる!
おやすみなさい!
♡×50
よろしくです。
だいぶ短くなった。
次、長くなる予感。すんません💦
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