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多分軍パロ。
⚠️キャラ崩壊あり⚠️二次創作です⚠️作者は関西人ではありません⚠️腐ではないです
それでもってか、なんでもOKの神様は、このままスクロールをお願いします。
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シャオロンside
厄日だ。
訓練帰り、風呂に行こうとしたとき、俺の悪口を、聞いてしまった。
思い出したくないほど、悔しかった。
悲しいんじゃない。
一般兵に言われ、傷つく俺が、悔しかった。
任務も入ってないし、風呂には行かず、飯も食べず、部屋に駆け込んだ。
ベッドに寝転がっていたら、瞼が重くなっていった。
最悪なことになった。
初めて聞いた時から、少し経って。
悪口が、いじめに変わった。
殴る。蹴る。
そこまで痛くないはずなのに、あまり食べてなかったせいで、弱ってしまい、怪我が悪化する。
おまけに、仲間に嫌われる夢まで見るようになった。
そして。
俺の調子が悪いのが、ロボロにバレた。
そのことを、トントンとグルッペンにチクったらしく、いきなり2日の休暇になった。
今日は、雨上がりでジメジメとしていた。
それでも、やることのない俺は、街を散歩している。
フラフラと歩いていると、森に向かって、足が動いていた。
「なんで、ここ来たんやろ」
「死にたいんじゃないの?」
幼い声がした。
横を向けば、おかっぱ髪の子供が立っていた。
男?女?分かりにくい。前髪が長いせいで、顔が見えない。
「なんや。おまえ」
「散歩してたら、おにーさんが迷ってたから」
アドバイスしただけって。
死ぬことをそそのかすのが、アドバイス?
言いたかった。
簡単に、死ぬことを考えたらダメって。
なのに。
口からは、空気しか出なかった。
「おにーさん。辛いんじゃないの?なにかは知らないけど、辛いなら、逃げたらいいよ」
少年ー多分ーは、ニコニコと笑い、それっきり、黙ってしまった。
少年(多分)が、そばの大岩に腰掛けた。
しばらくの間、風が吹き抜けただけ。
「俺さ」
沈黙に耐えれなくなった俺は、少年に話してしまった。
いじめのこと。悪夢のこと。
全部。愚痴のようになってしまったが、少年は聞いてくれた。
それから、休みは少年に会いに行った。
話すのは、いつも俺。少年は話さず、ずっと話を聞いてくれる。
いつか、少年のことを教えてって言った。
そしたら、
「ヤダ。もっと、おにーさんのこと知りたいの」
と、はぐらかされた。
それでも、休日は必ずと言っていいほど、会いに行く。
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ショッピside
今、会議室なう。
話の内容は、シャオさんのこと。
もとは、ロボロさんがシャオさんの様子がおかしいと、トントンさんに言ったこと。
そして、休みの日から、休日はどこかに行くようになった。
なにより。イヤな予感がビシバシと。
あの人、なんか巻き込まれてるだろ。
ってことで。シャオさんのあとをつけようってことになった。
尾行は、日替わり。空いている人が、追いかける。
俺は、明後日。
さて。新しいお祓い道具が欲しいから、御札でも作ろ。
本当は、買いたい。俺下手だから。
でも、バイクを買ったから、金欠中。
だから、自家製。
頼むから、効果あってくれ。
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シャオロンside
なんか。
誰かが着いてくるようになった。
休みも休みじゃない時も、どこかに行こうとしたら、近くにいた誰かが着いてくる。
一般兵に呼び出されていても、誰かがいて、行けない。
結局、しばらくはいじめにあってない。
みんなの、おかげ…か?
それでも。
1人でいるときが酷くなった。
その度に。少年に話す。
毎回のように、少年は自殺を勧めてくる。
いつもなら、笑って誤魔化す。
なのに。
なのに。
今日は思ってしまった。
誰も着いてこなかったため、思いの丈を全て話した。
少年も、一緒にいくと言った。
だから、監視カメラに入らない道を使って、屋上に行く。
フェンスに少年が腰掛け、俺は、フェンスの奥に立っている。
「どうしたの?降りないの?」
「…」
「今になって、怖くなったの?」
そうだ。
今になって、怖くなったんだ。
一般兵からのいじめがやなければ、ここは居心地がいいんだ。
そんなところから、名前も知らない一般兵のせいで、手離したくない。
「…やっぱり、俺やめる」
フェンスを飛び越え、屋上に足を置き、帰ろうとする。
少年の顔はみてないけど、後ろから殺気がする。
怖くなって、途中で身体が動かなくなった。
なんで、ただの少年が殺気なんかを出せるんだよ。
ギシギシと音がなりそうなまま、首を動かす。
そこには、どす黒い雰囲気の少年がいた。
怖。
そう思うと同時に、首に重い衝撃があった。
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ショッピside
ヤバいかも。
今日は俺が尾行担当なのに、シャオさんを見失った。
俺は、他の人と違って、シャオさんに一緒に行きたいなんて言えない。
から、トントンさんに外出届を出して、追いかけていた。
けど、フラフラと森に入っていき、見失ってしまった。
見つけたのは、森の入口から、シャオさんが出て行くところ。
ヤバいと察してから、なにも言わず、少し後ろを追いかけた。
シャオさんは、監視カメラに映らないところを通り、屋上に向かった。
チラリと見た時、シャオさんの後ろに、黒いモヤが見えた。否。視えた。
「あーヤバいな」
遅れて屋上に着いた時、中から殺気を感じた。
音をたてずにドアを開け、シャオさんの後ろにまわる。
モヤから出る殺気に怖気付いてるのか、動きが鈍く、アッサリと気絶させれた。
ひとまず、階段近くに寝かせておく。
軽い。食べてないな。
しんぺいさんにチクっとこ。
その間、モヤは少年の形に変わっていた。
「シャオさんには、その姿で会ってたんか?」
「そうだよ?」
悪びれてない、軽い言い方。
無言の俺に構わず、少年(仮)は、つまらなさそうに話した。
「年下のお願いなら、聞いてくれると思ったのに。途中で怖気付いてさぁ。面白くないの」
つまり、こいつはシャオさんが自殺するように進めたのか。
よし。絶殺。
問答無用で、斧を振る。
首を切れるように、横切りで。
「やッー」
なんか言おうとしてたけど、気にしない。
返り血は浴びてないから、斧をインベントリに入れて、インカムをONにする。
『あーあー聞こえてますかー』
『なんやショッピくん。なんかあった?』
ロボロさんが、すぐに返事をくれた。
『シャオロンさん、気絶させたんで、医務室に連れていきますね。説明は、また後で』
察したのか、
『ん。ペ神には言っとく。全員会議室に呼んどくから、すぐ来てな』
と、言った。
『はーい』
インカムを切ってから、シャオさんを連れて、医務室に行く。
しんぺいさんは、シャオさんが起きるまでいるって言っているから、軽く説明しておく。
「そっか。わかった。カウンセリングも入れなきゃだね」
「お願いします」
それから、会議室で同じ話をした。
ちょうど、ロボロさんは、シャオさんがいじめられてることを突き止めたらしい。
それから、約1日。
いじめ一般兵一同は、すぐに特定された。
今頃、いじめ一般兵は、怖い先輩たちに、詰められてるんだろう。
南無三。同情はせん。地獄にバイバイ。
俺は、シャオさんが地下室に行かないよう、手合わせしている。
ちょうどやりたかったし、先輩たちが怖いから、行きたくなかったし。
チーノは、先輩たちのストッパーになった。
「変わって!」って、泣きつかれた気もするけど。気の所為だよな!
休憩で、スポドリを飲んでいたら、シャオさんがいきなり話し出した。
それは、いじめの話で。
知っていたけど、相槌を入れながら、黙って聞いた。
「だからさ。あん時ショッピくんのおかげで、助かったんよ。だから…その…ありがとう」
モジモジとしながら、礼を言うシャオロンさん。
申し訳ないけど、ちょっと笑ってしまった。
「おい!笑うなや!」
「すみませんw」
手を挙げながら怒るシャオさんに謝り、息を整えてから、ちゃんと言う。
「でも、シャオさん自分自身で、飛び降りやめたんですよ。俺は、なんもしてません。シャオさんが、決めたんですよ」
そうい言えば、少し考えてから、「そっか」と言った。
それから、カウンセリングのため、しんぺいさんが訓練場に来た。
「俺は、汗を拭くかシャワー浴びなよ」と言われた。
部屋にシャワールームがあるから、そこで汗落とそ。
準備していたら、部屋にチーノが凸って来た。
「なに?俺汗落としたいんやけど」
「ええやんええやん。おるだけやから」
「お構いなく〜」と言って、ソファーに寝っ転がった。
しゃーないから、パパッとシャワーを浴び、チーノの話を聞く。
長々と話していたが、要は、先輩らが怖かったと。
「はいはい。帰れ」
しょーもな。
それから、飯までチーノと駄弁っていた。
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今度はシャオさんか。
でも、危なかった。あの時シャオさんが考え直してなかったら…言えるわけねえよ。
もう、休み欲しい。
ただの休みなら取れるけど、ここの人が憑かれたら、なんの意味もない。
次は誰なんだろ。
開き直って、諦めた。
こうなったら、とことん根絶やしにしてやる。
♡×60
短く出来た!
この調子で行けますように🙏