BREAKOUT

💙side

💙 ）「涼太ー！涼太ー？」

俺はトンネルを走り抜け、広い部屋にたどり着いた。

💙 ）「なんだここ……」

少し汚い、湿った部屋。

コケもたくさん生えていた。

❤️ ）「……」

💙 ）「涼太！、」

上の方を見ると、黒い影と氷が腹に刺さっている涼太を見つけた……

💙 ）「っ、」

言葉が出なかった……

悔やむ気持ちと怒り、悲しみ。

色んな感情が込み上げてきて……

💙 ）「あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”！！！」

俺の感情が爆発してしまった。

人に殺意が湧いた時って、こんな風になってしまうんだなと実感した。

そこからは、記憶がない……

夢を見た。

❤️ ）「はぁはぁ……許して……許してくださいｯ」

ある街の、人気の少ない道。

涼太は、泣いていてヤンキー集団に殴られていた。

❤️ ）「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、」

咳をしながら、血を吐いた。

こんなドラマみたいなことあるんだ……

ﾔﾝｷｰ ）「何見てんだこの野郎！」

💙 ）「あっ、すみません。」

❤️ ）「っ、！しょう、、た、、、？」

まぁびっくりするだろうな。

小学以来の久しぶりの再会が、殴られているところを見られるなんて。

💙 ）「なーんでこういう時に使 わねぇんだよ。」

ﾔﾝｷｰ ）「こいつも殺るか。」

どんどん俺に近ずいてきた。

💙 ）「……華。」

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

ヤンキーに大きな華が刺さって、倒れた。

❤️ ）「翔太、！」

💙 ）「逃げるぞ。」

俺達は逃げたひたすらに。

多分ヤンキーは死んでいたから。

❤️ ）「ダメだよ、こんなことしたら、それが癖になって大切な人も……((」

💙 ）「はいはい分かってるって。」

ちゃんと涼太の言うこと聞いとけばよかった……

💙 ）「お父さん、、？お母さん、、、？」

親の腹には、氷の華が刺さっていて息をしていない。

俺の身体は血まみれだった。

記憶はなかった。

ただあるのは、お父さんとお母さんに怒られて腹がたったことしか覚えてなかった。

そこからの記憶がなくなっていた。

💙 ）「やだっ、、嫌だ、、、こんなの、、、、」（泣

泣いた。

ただひたすらに。

💙 ）「こんな能力いらない。消えろ。頼むから、、、」（泣

💙 ）「俺の前から無くなってくれ！」（泣

身体からなにかが抜ける感覚になった後、俺は”花”の出し方を忘れてしまった。

❤️ ）「翔太、、」

💙 ）「……涼太俺を氷で殺してくれ。」

❤️ ）「！？」

💙 ）「もう、、嫌なんだ、。」

「ダメだよ翔太。」

「こんなとこで死んだら。」

目を覚ますと、俺の部屋にいてみんな俺を見ていた。

🧡 ）「しょったくぅーん！！」（泣

💚 ）「良かった……」

💜 ）「おはー！」

💛 ）「無理に起き上がらなくていいからな。」

🩷 ）「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、ｵｴｯ」

🖤 ）「ちょっ！ちょっ！？佐久間くん！？大丈夫ですか！？」

🤍 ）「ずっと能力使ってたもんね……」

💙 ）「ぁ”……ん”……？」

声でねぇ……

🤍 ）「ずっと叫んでたからね……」

💙 ）「……ぇ”？」

💚 ）「あの日、暴走しててずっと叫んでたんだよね……」

💙 ）「……」

また、暴走したのか俺。

💙 ）「りょ”っ……ｹﾞﾎｯ……た”」

💛 ）「舘さんなら、大丈夫。」

💜 ）「まだ寝てるけど命に別状は無い。」

良かった……！

🩷 ）「とにかくっ……休んで……」

💙 ）（頷

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