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#作者干渉型コメディ
澪彩の引き出し【サブ垢】
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#ご本人様とは一切関係ありません
yozakura🌸
349
ゆきまる
MaruM
117
第二十四話「解放」
地下施設。
ガキィィン!!
最後の剣撃が響く。
神城怜の剣がノアの剣を弾き飛ばした。
ノアは膝をつく。
「……負けた。」
神城怜も肩で息をする。
「はぁ……はぁ……。」
ノアは神城怜を睨んだ。
「何故だ……。」
「何故俺が……。」
「こんな奴にやられた……。」
神城怜は静かに答える。
「一人じゃない。」
「みんなが繋いでくれた勝利だ。」
ノアは苦笑した。
「……すまん。」
「俺が……やらかした。」
神城怜はすぐにはるかの元へ駆け寄る。
「はるかさん!」
はるかは安心したように笑う。
「神城君……。」
神城怜は鍵を取り出す。
カチッ。
首輪の爆弾が停止する。
赤いランプが消えた。
「解除成功!」
神城怜は拘束も外す。
「もう大丈夫です!」
はるかは小さく頷いた。
「ありがとう。」
神城怜は通信機を取り出す。
「古流斬さん!」
「はるかさんを解放しました!」
⸻
牢獄。
通信を聞いた古流斬は静かに笑った。
「……よし。」
立ち上がる。
「暴れるか。」
次の瞬間。
曖昧。
身体が曖昧になり、手錠をすり抜ける。
牢の扉も壁も関係ない。
十五秒もかからなかった。
古流斬は自由になった。
「待たせたな。」
⸻
アーク本部。
警報が鳴る。
「緊急!」
「古流斬が解放されました!」
ゼノは表情を変えた。
「……早い。」
すぐに通信を開く。
「ヴァルド。」
「エイル。」
「レイス。」
「三人で古流斬を止めろ!」
「時間を稼げ!」
さらに別の通信。
「クロム。」
「ここは任せた。」
「了解。」
クロムは本部防衛へ向かう。
ゼノは剣を握る。
「予定より早い。」
「だが。」
「まだ終わらせはしない。」
⸻
一方。
戦場。
ユーマの通信機が鳴る。
「古流斬が解放された!」
ユーマは目を見開く。
「……父さん!」
そして神城怜を見る。
「ありがとう。」
「神城。」
「お前が父さんを救ってくれた。」
神城怜は首を振る。
「違う。」
「俺は、はるかさんを助けただけ。」
「古流斬さんを救ったのは。」
「古流斬さん自身です。」
ユーマは笑う。
「ああ。」
「でも。」
「お前がいなかったら間に合わなかった。」
二人は拳を合わせる。
その瞬間――
遠くで、とてつもない魔力が解放された。
古流斬が、ついに戦場へ帰ってきた。
⸻
第二十四話 完すみませんでしたサボってました
コメント
1件
ああ、第24話、読み終わりました…! 良かった…ノアとの決着、そして「一人じゃない」って言葉が沁みました。神城君がはるかさんを救い、古流斬さんが自ら脱獄して戻ってくる——その流れが本当に熱かったです。ユーマと拳を合わせるシーンも好きだなあ。そして最後の「サボってました」に思わず笑顔。全然待てましたよ、次の更新も楽しみにしてますね!