テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
屋上の風が少し冷たく、いふは手をポケットに突っ込んだままフェンスにもたれたまま。ないこは少し距離を保ちながら、静かに隣に立つ。
🎲🥂💙「昨日はありがとうございました、」
いふが小さな声で言う。
🎲🩷🐶「うん、どういたしまして。今日は大丈夫?」
ないこの声には、押しつけない安心感がある。
いふは少し考えてから、肩をすくめる。
🎲🥂💙「別に、大丈夫…かも。ちょっとだけ、話してもいいですか、。」
ないこは軽く頷き、視線を合わせずに空を見ながら答える。
🎲🩷🐶「もちろん。急がなくていいよ。いふくんのペースで。」
いふは少し息を吐き、ぽつりと話し始める。
🎲🥂💙「…昨日、吹奏楽部のことで、怒られちゃって…なんか、全部うまくいかない気がして。」
ないこは静かに聞き、言葉を挟む。
🎲🩷🐶「そうだったんだね。辛かったね。それって、結構重く感じるよね。」
いふは目を伏せたまま小さく頷く。
🎲🥂💙「はい…。なんか、期待に応えられない自分が嫌なんです…」
ないこは少し笑みを浮かべ、でも無理に励ます感じではなく言う。
🎲🩷🐶「いふくんが嫌なわけじゃないよ。期待に応えられなくても、君自身はそのままで大丈夫。ここで、少しだけでも気持ちを吐き出せたなら、それもすごく意味のあることだから。」
いふは少し肩の力を抜き、空を見上げる。
🎲🥂💙「…ありがとう、ございます」
ないこは軽く頷き、風に揺れる髪を見ながら言う。
🎲🩷🐶「いつでも、ここにいるからね。無理に話さなくてもいいし、ただ一緒にいるだけでもいいんだよ。」
しばらく二人は無言で屋上の風と空を感じながら立っていた。