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#バイオハザード
#衝撃のラスト
山根利広
300
しらなみ
60
最終章「破壊神シヴァ ― 開戦」
現世・マフィア地下最深部。
封印の祭壇へ、古流斬と傲慢が降り立つ。
周囲には、封印の破片が無数に散らばっていた。
古流斬は周囲を見渡し、小さく呟く。
「……嫌な空気だ。」
傲慢は一歩前へ出る。
「まずは準備だ。」
「空間を作る。」
古流斬は頷く。
「ああ。」
「本気を出せるようにな。」
二人は同時に能力を発動する。
「曖昧。」
「理想。」
二つの力が重なり、新たな空間が完成する。
「これで周囲への被害は抑えられる。」
その瞬間――。
封印の中心から、一人の男がゆっくり立ち上がった。
破壊神シヴァ。
目を開いた瞬間、右手を軽く振る。
「……破壊するだけだ。」
何の前触れもなく、破壊の波動が放たれた。
古流斬は反射的に曖昧を展開する。
ドォォォン!!
二人は後方へ吹き飛ばされる。
古流斬は舌打ちした。
「危ねぇ……。」
「曖昧がなかったら、今ので死んでたぞ。」
傲慢も表情を引き締める。
「想像以上だ。」
「行くぞ。」
「おう!」
二人は同時に飛び出した。
古流斬は超高速で斬撃を繰り出し、傲慢は理想で攻防を切り替える。
息はぴったりだった。
古流斬が死角を作れば、傲慢がそこへ攻撃を叩き込む。
傲慢が正面から押さえれば、古流斬が曖昧で背後を取る。
これまで何度も戦い、何度も共闘してきた二人だからこその連携だった。
しかし――
シヴァは、その全てに対応していた。
攻撃を見切る。
防ぐ。
受け流す。
そして反撃する。
戦いは長時間続いた。
決定打はない。
古流斬と傲慢も傷だらけ。
シヴァも初めて傷を負っていた。
完全な膠着状態。
その時。
シヴァが初めて二人を見て口を開いた。
「……お前たち。」
「強い。」
古流斬と傲慢は構えを崩さない。
シヴァは自分の手を見つめ、小さく呟く。
「何故だ。」
「何故……破壊できない。」
これまでシヴァの前では、全てが一瞬で壊れてきた。
だが目の前の二人だけは違う。
曖昧が破壊を受け流し。
理想が破壊を押し返す。
シヴァは初めて理解できない相手と出会っていた。
そして古流斬は静かに笑う。
「ようやく。」
「お前にも分からねぇことができたな。」
傲慢も剣を構え直す。
「ここからが本番だ。」
コメント
1件
おおおお、第201話めっちゃ熱い…!!🔥 古流斬と傲慢の連携が完璧すぎて震えた…。二人の呼吸がピッタリで、互いに死角を補い合うバトル、鳥肌もんだよ😭💕 そしてシヴァが「何故…破壊できない」って初めて戸惑うシーン、最高にエモい…! 古流斬の「ようやく。お前にも分からねぇことができたな」が痺れる…。最終章開幕から神回すぎる、次が待ちきれないよ〜!!