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岩本side


目黒に相談に乗ってもらった翌日、たまたまふっかと2人の仕事が入っていた俺は少し重い体を動かしながらなんとかスタジオ入りした。


マネ「岩本さんおはようございます〜」


とにかく、目黒と話していたことも、何をするにもふっかが居ないと話が始まらない。


照「あ、おはようございます…あの、ふ」


マネ「ごめんね岩本さん、深澤さんなんだけど…」


照「…もしかして来れませんか?」


マネ「そうなんだよね…今日は岩本さん1人の撮影だけ行って、続きは後日に回すことにする。」


上っ面は俺のことをなんとも気にしていないふりをしつつも、やっぱり根っこは変えられない。


ふっかは俺のことが嫌いになったんだ。


そう確信した瞬間、俺の中で何かが崩れ落ちる音がした。ふっかに別れを告げられて絶望を味わって、深掘りをしようとして自爆して。自分でも、ほんとに馬鹿だなって思う。


照「…終わったなあ……。」


マネ「ん?どうしたの?」


照「なんも無いっす、撮影始まります?」


マネ「うん、そろそろ行こっか!」


照「了解です。」


今はふっかのことを考えるより、仕事に集中しよう。




カメラマン「OK〜!おつかれさま!」


照「ありがとうございました!」


無事に撮影は終了、ふっかはどうしよう。と考えていた矢先、マネージャーが慌てた様子でやってきた。


マネ「岩本さん!」


照「えっ、どうしました?」


マネ「深澤さん熱出たらしいんだけど、俺この後向井さんのロケの付き添い入ってて…行ってもらえないかな?」


チャンスだと思った。相手が弱ってるときに漬け込むのは良くないってわかってるけど、具合が悪くて上手く思考が回ってないときにもう一度付き合う約束を取り付けてしまえばいい。一瞬でもそう思ってしまった。


照「…わかりました。俺行きます。」


何はともあれ、ふっかと話せる。ふっかに会いにいく口実ができた。目黒にも言われた通り、ちゃんと話をしよう。俺の気持ちを伝えよう。


to be continued…

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