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「ただいまー」
玄関を開けると、お母さんの声が返ってきた。
「おかえりー」
それから部屋に戻って荷物を置き、一息ついてベッドの上に寝転がった。今日は楽しかったけど、疲れた。しばらく休もう。そのまま目を閉じてぼーっとしていたのだが、突然「シャリ……シャリ……!」という音を聞いた気がして飛び起きた。
「え……?」
周りを見回したが、何もない。私は起き上がって部屋の中を見渡した。やっぱり何もない。気のせいか……。私はしばらく呆然としていたが、やがて我に返り、慌てて着替えを持って浴室に向かった。昼間の出来事で神経が過敏になっているんだ。お風呂に入って落ちつこう……。服を脱ぎ、シャワーを浴びる。頭から熱い湯をかぶる。
「ふう~」
気持ちいい。シャンプーで髪を洗い始める。泡だらけになったとき、何か違和感を覚えた。何か、いる?
「んん……? なんか、触られてるような……?」
でも、もちろん誰もいない。気を取り直して身体を洗い、浴槽に浸かる。温かい。さっきまでの嫌なことを忘れさせてくれるよう。
「ふぅ……気持ちいいなぁ」
とつぶやくと、また「シャリ……シャリ……」という音が聞こえた気がした。
「え……まさか……ね」
私は少し不安になり、お湯から出ようとした。ところが、立ちあがった瞬間体が動かなくなった。金縛りだ。
「うわ、何これ!」
焦って叫ぶと、今度は口を押さえられたように、大きな声も出なくなる。
「ひゃっ!」
誰かが後ろから私の胸を掴んだ。恐くて振り返れないが、何者かの手が私のおっぱいを揉んでいるようだ。私は恐怖で泣きそうになったが必死に耐えていた。いや、それは「揉んでいる」というより、なんだか「洗っている」ような手の動きだった。さらに、下半身に妙な感触があった。
「ああっ!」
思わず悲鳴を上げてしまった。何か冷たいものが触れてきたのだ。それはまるで蛇のように、ゆっくりと奥へ進んでいく。そしてある場所で止まると、小刻みに震え始めた。
「ああ……っ!」
私は身をよじって悶えた。何かに敏感なところを刺激されている。これはいったい何なんだろう。姿は見えないけれど、何者かが後ろから私に抱きつき、股間に手を伸ばしているような感触があった。
私は怖くなって逃げようとしたが、やはり体は動かない。その間にも、見えない手に大事なところや乳首など、感じやすい部分を撫でられ続けた。
「やめて……! お願い……許して……!」
私は涙を流して訴えたが、無駄だった。その手が離れることはなかった。その見えない手は片方で私の股間を押し広げ、クリト・スをむき出しにすると、もう片方の手でそれをつまみ上げた。
「きゃうっ!」
その指先は細かく振動し、私の小さな突起を責め続ける。指でぐるぐると孤を描くように動き、まるで丁寧に私の敏感な突起をマッサージしているみたいだ。
「うう……だめぇ……」
私の意思とは関係なく、そこはどんどん熱を帯びていく。小豆洗いは、私のクリ・リスを、まるで小豆を洗うかのように、指先で優しく何度も刺激する。
「ああ……ん……だめ……そんな……ああ……」
快感に堪えきれず、私は腰を揺らしてしまう。だが、どれだけ身もだえしても、背後にいるはずの「小豆洗い」から逃れることはできなかった。
「ああん……そんなぁ……やめ……て……はぁ……はぁ……」
私は全身を火照らせながら喘ぐことしかできなかった。
「はぁ……はぁ……」
やっとのことで、「小豆洗い」の愛撫が終わった。私は息を整えながら、ぼんやりとした頭で考えた。(今のは何だったの? まさか本当に妖怪?)私は混乱しながら、なんとか立ち上がることができた。そのとき、私の耳元に謎の声がささやいた。
「一生お前の『豆』を洗ってやる。覚悟しろ……」
い、今のは一体? それに私の「豆」って……。ふと気づいて自分の下半身を見ると、そこには「豆」のようにぷっくりと膨らんだクリト・スがあった。「小豆洗い」の言う「豆」って、これのこと!? (終り)
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