安斎からの誘いがあり、久しぶりに司さんの店で飲むことになった。
賑わう店内に入ると司さんが手招きし、俺たちをカウンター席へと呼ぶ。
席へ着くとすぐに並々に注がれた、ビールが目の前に置かれた。
「いらっしゃい!最近、仕事忙しかったのか?全然お店に来ないから直人に連れてきてくれって頼んだんだ」
司さんは昔からこうだ。
あまり年は変わらないというのに、俺と安斎を気にかけ、定期的に顔を見て、元気かどうか確認する。実の父より、司さんの方が父親なんじゃないかと何度も思ったことがある。
「仕事もそうですが、ちょっといろいろあって……。みやとの同居を解消しました」
報告を済ませ、キンキンに冷えたビールを喉に流し込む。
切れのある苦みと麦の香りが乾いた身体に沁み渡り、仕事の疲れを吐き出すように、はぁと大きく息を吐いた。
喉が潤うと一気に空腹感が押し寄せてきて、何故か固まっている司さんに声を*******
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