本日の天気は快晴。猛暑が続いた夏も終わりを迎え、季節の変わり目を感じさせる風が優しく吹く、心地よい日だ。まさにデート日和な朝に浮かれながら、鏡の前に立つ。
クローゼットから自分の持っている服を手に取り、身体にあてては、また戻す。さっきからそれを繰り返しているけど、「コレだ!」と即決できるようなコーディネートには、たどり着けていない。
久しぶりに会えるあの人に、ほんの少しでも可愛い自分を見せたい。
そんな風に思うのは、一緒に住んでた頃に、あまりにも気の抜けた姿を見せていたからだ。
朝、目が覚めてベッドから降り、リビングへと顔を出すと、新聞に目を通しながらコーヒーを飲む宏忠さんは
「どんな寝方をしたらそんな寝癖がつくんだよ」
とパジャマ姿の私を笑う。
お風呂上りにタオルを首にかけたまま、腰に手を当て、コップ一杯の牛乳を飲み干して、「はぁー、生き返る~!」と至福の時を味わっていた私**********************
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コメント
2件
この2人の、会話まじ可愛い、