コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
tr「おっはよーございまーす!!!!!」
sn「うるっ…?!」
tr「あ、おっは」
sn「2回目はいらないですよ!!??」
目が覚めた場所は、保健室でした。
トラゾーさんから話を聞くと、僕が意識を失った後すぐに先生に見つかったらしく、
そのままぺいんとさんと僕はトラゾーさんとクロノアさんに保健室に運ばれたらしいです。
…けれど
sn「クロノアさんは?」
運んでくれたであろうクロノアさんがいなかった。
tr「あ、せいとかいちょー?せいとかいちょーさんは屋上行きましたよ!」
sn「え、ええ…」
クロノアさんも気になるけれど…
ぺいんとさんの容体も気になって仕方がない。
tr「…いってきなよ。」
sn「えっ」
tr「俺が見とくんで!」
sn「…ありがとうございます!!!」
僕は階段を駆け上がりたかったけれど…
sn「っ…!」
腕が激痛だ。
だから僕はゆっくり上がるしかなかった。
sn「…っあ」
kr「あっ…」
屋上に着く前に、クロノアさんと出会った。
kr「…肩、外れてるって聞いたよ!歩いて大丈夫…?」
sn「…はい!全然大丈夫_______」
kr「…失礼かもだけど…嘘つかないでいいよ?」
sn「………」
全てをぶち抜かれた。
その一言で、涙が出てきた。
sn「…っ!痛かった…です…!でも…!ぺいんとさんよりマシだと思うと自分は何て無力なんだって思ってしまって…!」
kr「…うん。」
sn「うっ…自分が情けなくて!…っ、ダサくて…。自分は何してんだろとしか思えなくてぇ…!」
kr「わかるよ。」
sn「!」
kr「…勉強も、運動を頑張るのも、何が正しいやり方なのかわからなくて、怖かった。自分何してんだろって思った。何回も。」
sn「…」
kr「…だから、大丈夫。我慢しなくて。」
sn「…っ、うぅ………うぇぇん………」
僕は、クロノアさんの胸でたくさん泣いた。