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にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！にーんげん！
僕は身寄りのない人間を誘拐して子供を産ませてその子供を売人に売り捌く、いわゆる人身売買というやつだ。
正直僕には天職だったようで、毎日がワクワクして楽しい。
この仕事に出会う前は仕事をリストラされ家族にも捨てられて絶望していた。
路地裏の人身売買のポスターを見てこれしか無いと思いすぐに応募した。
闇バイトはすぐ捕まると言うけれどこの仕事を仕切っている主は全く僕を捨て駒なんかにしないし証拠を一切残さない方法を丁寧に教えてくれるから全く捕まらない。
しかも給料もすごく高いから生活には全く困らない。賄い？も出る。すごく美味いがおそらく人肉のペーストを焼いたやつ。
でもすごく新鮮だから生でもいける…らしい。
実際腹は壊したことはないからまぁ大丈夫なんだろう。
ということでついさっき依頼が出た。
今朝新しい子供が産まれたから売人に売り捌いて来いとのこと。
早速バイクで売人の元へ向かう。
箱の中では梱包材に包まれた赤子がもぞもぞ動いている。取引を行うビルに箱を持って入る。
売人らしき人が見当たらない。
あれ？
と思ってビルの中のポストを開けたら中で売人らしき人が寝ていた。
ハッとした様子でこっちをガン見してきたので
「あの…例の物をお届けに…」
と言った途端光速で出てきて箱を持って代金を僕の手にたたきつけて去っていった。
