テラーノベル
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ジュニ視点
「ジュニ…少しいいか?」
「…..」
「ジュニ、私も一緒に行こうか?」
「大丈夫です、おばあさん」
「本当かい?何かあったらすぐ教えてね」
「何?」
「俺にも世話をさせて欲しい…」
どの口が言ってんのよ…
私の事なんか最初から愛してなかったくせに
「ジュニ…頼む」
「好きでもない相手の子なんか育てたくないでしょ?」
「ジュニ!違う俺は本当に」
「何も聞きたくない…」
何を言われても信じられない
「あんたみたいなクズ野郎とあの子は一切関係ないから近寄らないで」
「それは…できない…」
「どうして?」
「俺はあの子の父親だろ?」
ミョンギには関係のない話よ
「勝手にしたら」
「ジュニ!!」
ミョンギ視点
ジュニ…やっぱり信じてくれないよな…
だけどあの女と一緒に行動してるなんて知らなかった…
「許してくれ…」
それに俺はジュニの事を最初から愛してた
あの時逃げたのは迷惑かけたくなかったし、怖かったからだ…
「ジュニ、すまない」
罪滅ぼしとしてお願いだから守らせてくれ…ジュニ
第5ゲーム移動中
ジュニは…
あれ、もしかして足の怪我のせいで動けないのかな
助けないと
あ!居た
「ジュ…」
「子どもが怪我して危ないだろう」
「ありがとうございます、おじさん…」
なんであんな仲良いんだ…
いや、違う、あそこにいるべきなのは俺だろう?
嫉妬で狂いそうだ
第5ゲームの会場につき
ジュニは…またあのおじさんと一緒に…
なんで足を見たんだ…なんで座らせた?
何を話してるんだ…
俺のジュニなのに…
「ふざけんな…」ボソッ
「おじさん、子どもと渡ってください」
「お願いします」
ジュニ、、、、
俺の知らない間に仲良くなってたのか…
もしかして外で会ってたとか…
いや、気にしたらダメだ、俺はジュニと赤ちゃんを守るんだ
『222番脱落』
ジュニ…
すまない
このおじさんが早くジュニを助けてたら…
絶対許さない…
おじさんを殺して俺は赤ちゃんと一緒にここを出る…
『ミョンギ…馬鹿なことはしないで…』
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