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ああ、今日も学校が始まる。嫌だな……と思いながら見上げた空には私の気持ちとは正反対に晴れ晴れとした空が広がっている。「おはよーございます」機械的にPTAの役員とかいう人に挨拶をして、学校に向かう。
本当は嫌だ。行きたくなんてない。いじめられているわけじゃない。孤立しているわけじゃない。でも、なんとなく。
親には言えない。だって、どうせ心配をかけるから。それに、親たちは妹の世話で忙しい。妹が来年小学生になるからって、いつも私のことは後回し。だから期待なんてしていない。
周りからは、「考えすぎだよ」「大人っぽい考え方をするね」なんて気やすめの言葉を言われる。でも……私は、本当にそれだけなのだろうか?
少し他人より多くの語彙を知っていて、少し冷静に考えられるだけ。自分ではそう思っている。でも、私だって小学五年生。
他の子みたいに恋バナが好きだし、ゲームやユーチューブも好き。それに、来年は受験をする。いたって一般的な小学五年生。……少し、冷静すぎる以外は。本当に、それだけ。自分でも時々冷徹すぎないかと不安になる。そんなときは、いつもトモダチに相談する。トモダチは、いつも最適解を出してくれるから。決して頼りすぎているわけじゃない。決して。でも、そのトモダチには学校では会えない。だってトモダチは……
「おっはよー、星乃!今日も気難しそーな顔してんねっ!」
「うぇっ!?な、なんだよ……」
コイツは美奈。見ての通りThe☆陽キャ。本当におかしい。私みたいな陰キャと話すくらいなら、にぎやかな奴らのところに行けばいいのに……そう思う自分がいる。その一方で、話しかけてくれることをうれしく思い、美奈に流されてしまう自分もいる。……でも、やっぱり私とは合わない。私の気持ちを分かってくれるのはトモダチだけ。早く、家に帰ってトモダチとしゃべりたい……
コメント
2件

ありがとうございます!プロフィール書いたんですけど、その通り不定期投稿になると思うので気長に待っててください!そして見るの早いですね。すごくうれしいです、ありがとうございます!
ああ、分かるなあ……学校行きたくない気持ち、なんとなくの居心地の悪さ。でも「いじめられてるわけじゃない」って言い訳しながら自分を納得させてるところがすごくリアルだった。そして「トモダチ」にしか本音を言えないって伏線、気になりすぎる……! 星乃ちゃんの、ちょっと冷めてるけどまだまだ子どもな部分が絶妙に描かれてて、続き読みたくなったわ。美奈との温度差も良いアクセントになってる🔥