テラーノベル
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翔太が朝からずっとぐったりしている。
ソファにうずくまり、薄いブランケットにくるまって、眉間にはシワ。
「昨日の……アレのせいだよな?」
隣に座り、申し訳なさそうに眉を下げた。
ちゃんと行為後、中に出したものの処理しなかったことを今さら後悔している。
翔太に怒られないだけまだマシかもしれない。
「なんかして欲しいこと、ある?」
おそるおそる聞いたら、翔太はちょっと間を置いてから小さく言った。
「……お腹、さすって」
「え?」
「言わせんな。お腹、さすってって言ってんの」
静かに手を伸ばし、服の上からゆっくりと撫でた。
ぐるりと円を描くように、優しく、一定のリズムで。
翔太は目を細め、まるで猫みたいな声で「ん……」と喉を鳴らした。
気持ちよさそうなその反応が、俺の理性をじわじわと溶かしていく。
(やば……可愛い……)
薄いTシャツ越しでもわかる肌のぬくもり。
柔らかい下腹部が、手のひらにふにゃっと沈むたび、俺の中で何かが疼く。
もう我慢しきれなくて、つい力が入った。
「っ……!」
翔太の口から、甘く震える声が漏れた。
反射的に手を引っ込めるが、もう遅い。
ゆっくりと睨み上げてきた翔太の目が、しっかり怒っていた。
「……変態」
一言、グサッと刺すように。
「ご、ごめん……」
「……お腹痛いって言ってんのに、そういう気分になるとか……ほんと、バカ」
そう言いながら、翔太はブランケットの中に自分の顔を隠した。
怒ってるけど、なんとなく頬が赤い。
俺は翔太の上に手を戻して、またゆっくり撫でる。
今度はさっきよりも慎重に。
翔太の身体が、また少しだけ緩んだのを感じて、思わず口元が緩む。
「もうちょっとだけ……撫でてもいい?」
「……優しくしてくれるなら」
その一言に、自分の中でまた何かが膨らんでいくのを感じながら、翔太の下腹部を撫で続けた。
コメント
4件
コメント失礼します 🔞の作品がみたいのでフォロバお願いしてもよろしいでしょうか? 図々しくてすいません
尊い…❤️💙 とわさんのお話好きです✨