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わっしょいカンパニー社長 熾盗
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ご主人
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ゆも
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「ごめんってぇぇぇぇぇ!!!!!」
遠くから聞こえてきた声に、五人は同時に振り向いた。
そこには、大きな荷物を抱えながら全力疾走してくるあっきぃの姿があった。
「はぁっ……はぁっ……」
ようやく到着したあっきぃは、その場で膝に手をつく。
「間に合っ……た……!」
「間に合ってないにょ。」
ちぐが冷静に言った。
「え。」
「十分以上遅れてる。」
まぜちも追い打ちをかける。
「あっきぃ。」
あっちゃんがニッコリ笑った。
「はい。」
「昨日なんて言ってた?」
「えっと……」
あっきぃの額に冷や汗が流れる。
「寝れねぇ!!!って……」
「そのあと。」
「十五分で行く!!!」
「そのあと。」
「えっと……」
まずい。
完全にまずい。
あぁ、、あっきい可哀そう、、
せめて救いの手を、、
と思って、僕は優しく聞いた。
「朝ごはんは?」
「食べてません。」
「食べなさい!!」
「ごめんなさい!!」
再び全員の声が揃う。
駅前にいた人たちが思わずこちらを見るほどの大声だった。
「ほら見ろ。」
まぜちが呆れたように言う。
「だから昨日早く寝ろって言われてたんだろ。」
「だって楽しみだったんだもん!」
「子どもか。」
「まぜたひどい!」
「あってるやろ。」
ぷりちゃんが笑う。
その瞬間、みんなも吹き出した。
笑いが止まらない。
海に行く前だというのに、すでに大騒ぎだ。
ひとしきり笑ったあと、ちぐが言った。
「とりあえず朝ごはん買ってくるにょ。」
「賛成。」
あっちゃんが頷く。
「じゃあコンビニ寄ろうや。」
ぷりちゃんも同意した。
「やったー!」
あっきぃが元気よく手を挙げる。
「怒られてたのに元気だにょ……。」
ちぐは呆れたように笑った。
こうして六人は、まずコンビニへ向かうことになった。
海まではまだ少し時間がある。
だけど。
六人全員が揃った今、
今年の夏が本当に始まったような気がした。
青い空の下。
賑やかな笑い声を響かせながら、六人は駅へ向かって歩き出した。
コメント
1件
うわぁ、あっきぃ遅刻してきたか〜🤭でもその「食べてません」「食べなさい!!」ってやりとり、仲良い証拠だよね。みんなの掛け合いがテンポよくて、読んでて自然と口元が緩んじゃった。最後の「今年の夏が本当に始まったような気がした」って一文、すごく好き。これから海に行くんだなってワクワクが伝わってくるよ🌊☀️