テラーノベル
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まずお知らせ~~
これからはけちゃおさん目線で行くね~~
よろしく!
コンビニに入ると、あっきぃは真っ先にパンコーナーへ走っていった。
「ほんとにお腹空いたよ~!!」
「そりゃ朝ごはん食べてないからだろ。」
まぜちが呆れたように言う。
「だから言ったのに、、、」
ちぐもため息をついた。
そんな二人の言葉を聞きながら、ぼくは思わず笑ってしまう。
さっきまで怒られていたのに、あっきぃはもう元気いっぱいだった。
「けちち~!どっちがいいと思う!?」
気付けばあっきぃがパンを二つ持っていた。
「え?」
「カレーパンとメロンパン!」
「朝ごはんなのに?」
「朝ごはんだから!」
「答えになってないよ???」
ちぐのツッコミにみんなが笑った。
結局、あっきぃは両方買っていた。
「食べきれるの?」
「いける!!!」
「元気だなぁ……。」
ぼくは苦笑する。
会計を済ませると、みんなで駅へ向かった。
夏の朝の空気はまだ少し涼しい。
駅前にはたくさんの人が行き交っていた。
「あ、電車まであと十分や。」
ぷりちゃんが時刻表を見ながら言う。
「結構ギリギリだったな。」
あっちゃんが呟く。
「遅刻した人がいるからね。」
まぜちがあっきぃを見る。
「うっ。」
あっきぃは目を逸らした。
ホームへ続く階段を上る。
その途中で、ぼくは鞄から小さな袋を取り出した。
「はい、ちぐ。」
「え?」
ちぐが足を止める。
「昨日言ってたお菓子!」
袋を受け取ったちぐの顔がぱっと明るくなった。
「ほんとに持ってきてくれたにょ!?」
「もちろん!」
「あとで食べる!」
嬉しそうに笑うちぐを見て、ぼくも嬉しくなった。
やっぱり作ってきてよかったな。
ホームに着くと、ちょうど電車が到着するアナウンスが流れた。
風が吹き抜ける。
夏の匂いがした。
「あ、来た!」
あっきぃが身を乗り出す。
「落ちるなよ。」
あっちゃんがすぐに引っ張る。
「そこまで子どもじゃないって!」
「どうだか。」
まぜちがぼそっと言った。
再び笑いが起きる。
電車がホームに滑り込んできた。
ドアが開く。
いよいよ出発だ。
海へ。
六人だけの、特別な夏へ。
ぼくはみんなの後ろについて車内へ乗り込んだ。
胸の奥がわくわくしていた。
わっしょいカンパニー社長 熾盗
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ご主人
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ゆも
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コメント
1件
おつかれさま!第11話読んだよ〜。 けちゃお目線に変わったんか!ちぐに手作りお菓子を渡すシーン、めっちゃいいな。約束覚えてて作ってくるって、けちゃおの優しさがにじみ出てる。ちぐの「ほんとに持ってきてくれたにょ!」って喜び方が可愛すぎるわ。 六人で海へ出発する流れも、コンビニでのゆるい掛け合いからワクワクした雰囲気への切り替えが自然で良い。夏の匂いって表現、一気に臨場感出たな。 次も楽しみにしてるね〜!