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あ、名前変えてます!
旧名:あい@近いうちに名前変えます
お久しぶりです。
最近呪術廻戦にハマりだしたんですよ(*´ω`*)((殴
で、衝動書き的なやつですね。いつもの
はい(^^)((殴
という話を書いて、約3ヶ月。
なんという計画の無さなのでしょうか((知るか
というわけで、ちょっとした体調不良書かせて頂きますね(^^)((殴
※私の作品においての注意事項をプロフィールにまとめてあるため読んでいただけると光栄です。
※体調不良表現有
※アニメ&原作より伏黒の自己肯定感⤵︎ ︎
※怪我もします
※捏造&想像注意
上記のものに苦手な人は🔙
それでは
6月と言えば、呪術師の繁忙期と言ってもいいくらい忙しい月でもあった。
その上、五条先生への間接的な嫌がらせによって俺も被害を受けることに。
朝は 7:00に起床。準備を諸々終えた後、教室へ向かう。
その後、座学を受けた後は午後から体術訓練。任務がある場合はその時間から任務へ行く。
俺は二級術師だったため、単独任務にもよく行かされていた。
ここまではいいとしよう。しかし問題はここからであった。
┈┈寮内 伏黒部屋┈┈
恵「……チッ…」
(また入ってやがる…)
スマホの通知を見て気づく。
現在P.M23:24。
前までの俺であればこの時間、見事にこの世界の視覚とおさらばして夢の世界へと潜り込んでいる頃だった。
それが今であればどうだろうか、この有様は。
そう、俺が受けている嫌がらせとは夜中に担任である五条先生にバレないように任務を入れてくること。
これがどれだけ面倒なことか。
禪院家の嫌がらせも加わって、任務は徒歩もしくは自腹の公共交通機関での移動。
どうやら上層部はどんな手を使ってでも俺と五条先生のことを苦しめたいらしい。
タイプは違うが、こんなガキらしさは五条先生とどっこいどっこいだ。迷惑極まりない。
そんな愚痴を言ったところで、与えられた任務はやるしかない。
こいつらに馬鹿みたいに従ってこうやって任務に馬鹿正直に行く俺にも問題はあるのだろう。
分かってはいるが、結局困っている人がいるなら助けるほかない。
だから俺は今日も、秘密の任務に行く。
┈┈翌日┈┈
結局、任務から帰ってきた時にはもう夜明け近い時間だった。
そこから短い睡眠時間で普段の生活を始める。
今日は確か、一年の三人で、一級相当の呪霊討伐だったか。
夜中の疲れもまともに取れないまま、準備を始めた。
┈┈任務先┈┈
視界には、呪霊の血液のようなものが広がる。
うじゃうじゃとどこから湧いて出てきたのか分からないものをただひたすら祓った痕跡であった。
そして、最後の一体に虎杖が呪力を込めた拳を掲げて、今回の任務は終わりを告げた。
悠仁「お!伊地知さん!!」
任務が終わったと同時に補助監督の車がやってきた。
伊地知「お疲れ様です。」
そう言って、車の窓から挨拶を交わす。
釘崎、虎杖と車に乗り込んで、俺も乗り込もうとした瞬間
1’s「…ッッ!!」
この呪力。何度遭遇したところで、なれるわけのないこの恐怖。
特級だ。
後ろを振り向かなくても分かる。気配ではまだ少し遠いところにいるのに、呪力が強すぎるせいかすぐ後ろ、1歩でも下がったら触れられるような感覚もした。
虎杖と釘崎も気づいている。
後ろを向いていない俺が気づいているんだ。目の前に呪霊がいるなら尚更気づくだろう。
悠仁「…一体じゃない……」
「その後ろにはまだ、一級くらいの呪霊がいる…」
そう教えてくれた。
そして、俺は車には乗り込まず、ドアを閉めた。
あまり見えないスマホの画面に、一生懸命文章を打ち込む。
そして俺は1人、この場で呪霊の足止めをすることにした。
┈┈虎杖side┈┈
みんなが動かずに固まった瞬間、まるで時が止まったかのような感覚がした。
そして、それも束の間。
悠仁「伏黒…!?!!」
伏黒が、車に乗ることなくドアを閉めた。
下をちらちら見ながら何かをしている。
ただ今はそんなこと考えられなかった。
野薔薇「ちょっとあんた早く乗りなさいよ!!」
悠仁「おい伏黒!!」
窓越しで聞こえるはずのない言葉をただ並べる。
そして、スマホがなった。
その画面を見ると伏黒からだった。
『伊地知さんを高専まで守れ。』
『五条先生に今の状況を伝えろ。』
だからって、二人でこの車で安全な高専へ行けと言うのか。そう言おうとした瞬間、伏黒の方へいや、俺らの車の方へ呪霊5体ほどが突っ込もうとした。
悠仁「ッッ…伊地知さん!!今すぐ高専に向かって!!」
そういう事か。相手は瞬発力が凄い。瞬きすればすぐ目の前に来ていそうな程だ。
伏黒の姿がだんだん小さくなる。
このままだと、伏黒が潰れる。そういう焦りと不安が、体の中を走った。
数分後、沈黙の流れた車に人の声が響く。
野薔薇「家入さんに連絡したわ」
「先生にも連絡したけど繋がらない」
二言目で俺は、終わったと思った。
特級もいる。それ以外に一級相当の呪霊もいた。
今は呪術界の繁忙期と言うほど忙しい時期だった。
そのせいで、五条先生は任務におわれているのだろう。
悠仁「伏黒ッ…」
不安でしかない。そんな時、家入さんから釘崎に連絡が行った。
『今ちょうど、七海が帰ってきた。特級に適うかどうか分からんが、君達のことを話したら快諾してくれた。今どこにいる。』
その連絡を見て、俺たちは小さな光を見つけたような気がした。
野薔薇「七海さん…ありがとうございますッ…!!」
そういいながら、釘崎は家入さんに返信をした。
┈┈伏黒side┈┈
恵「…ッかはっ…」
八十八橋の時に初めて領域展開を開いた。不格好で不完全な領域展開だったが、当時対峙した特級を1人で倒すことは出来た。
今、当時と同じような状況だった。違うといえば、他の呪霊がいるかどうか。それだけだ。
ただ、その〝 それだけ 〟がどれほどきついか。
なれない領域展開開いて、呪力は底をつく。おまけに、夜中の任務のせいで疲れが溜まりに溜まって動けない状況だった。
今は瓦礫に隠れて身を潜めているが、これもいつまで持つものか。
2人と別れて40分経った頃か。自分でもここまで生きていれていることに少しばかり感心する。
そんなことを呑気に思っていたら、突然視界がぐらっと傾いたような感覚がした。
恵「ッ!…」
そのまま目の前にあった瓦礫に掴まる。
すると、その音に気がついたのか呪霊が呪力を込もった攻撃を仕掛ける。
恵(…ッやべ……)
その場は一瞬にして更地のようになった。
開けた視界で、その真ん中にいるのは自分を倒そうとする呪術師。その俺を呪霊が捉えた。
恵「…ッ……」
俺はこいつに敵わない。
ここで倒される運命なのだろうか。
そう、死を受け入れた瞬間、どこからか声が聞こえた。
「伏黒!!!」
┈┈虎杖side┈┈
近づくにつれて見える、呪霊の集まり。
あそこの奥に伏黒がいるのだろうか。
先程の特級のような呪力はない。
悠仁「ッ伏黒!!!」
声を上げると呪霊がこっちを向いた。
七海「釘崎さんは横から回って、伏黒君のところへ行ってください。」
七海「虎杖くんは、伏黒君と釘崎さんの周りに 来る呪霊を」
七海「私はこちらで片っ端から呪霊を倒します」
そう俺らに指示を仰いだ。
悠&野「応/了解!!」
野薔薇「ッ!?伏黒!!!」
悠仁「ッえッ…!?」
俺らの目の前に倒れている伏黒は、全身(主に頭部)からの出血が酷かった。
今まで、任務でよく軽い怪我とかはしていたし、酷かったとしても骨折もしくは打撲程度だった。
それが今はどうか。まるで伏黒とは思えない程の怪我。普段の伏黒とは全然違う。
どうしたらいいのだろうか。
野薔薇「〜り…!虎杖!!」
悠仁「…ッはっ」
釘崎の声で我に返る。
野薔薇「早く止血を手伝え!!」
ぼーっとしてんじゃねぇ!!と喝を入れられる。
そうだ。どうしたらいいとかじゃない。今、やれることを、目の前のことをやらなければならないんだ。
その後、俺らは伏黒の手当を手伝いながら呪霊が襲ってくれば倒すという行為を繰り返した。
┈┈医務室(伏黒side)┈┈
重い瞼を開ける。すると辺り一面が白で統一されていた。
恵「……医務室…?」
特級呪霊を倒した後の記憶が飛んでいる。何があったのだろうか。
そんなことを思っていたら、カーテンの奥からドアが空いた音がした。
硝子「…!起きたか、伏黒」
恵「ッ!」
家入さんの言葉に思わず体が起き上がった。
いや、起き上がった感覚がしただけと言った方が良いのだろうか。
俺の体は自分の力で持ち上がらなかった。
その瞬間、自分の体が鉛のように重く感じた。
そして、目の前がぐるぐる回る。
硝子「…無理に起き上がらなくていい。」
「今は熱を出しているんだ…安静にしてろ」
熱。家入さんは傷から来たものだろうと言っていた。でも俺は、それ以外にも心当たりがあった。
きっと普段のストレスからも来ているのだろう。
そんなことを考えているうちに、俺に眠気が襲ってきてそのまま眠ってしまった。
┈┈3日後┈┈
俺はある程度体調が回復して、任務に復帰した。ちょっとは不調な部分もあるが別に我慢できないほど俺も柔じゃないため、任務に出向いた。
伊地知「体調はどうですか?」
恵「回復はしました。心配かけてすみません…」
そんなことは無いですといいながら鏡越しに笑顔を向けてくれる。それに俺も少し、口元を緩めた。
相変わらず伊地知さんの運転は落ち着いている。五条先生が高専生の時からやっているこの補助監督。さすが熟練なだけあるな、なんて意味の分からない思いを心に留めて任務に向かった。
┈┈任務先┈┈
低級の呪霊が10数体というなんとも簡単で厄介な任務。面倒だと思いなが呪霊を祓った。
十数分後、俺は体の不調が悪化していることに気がついた。
恵「…ッ……はぁっ…」
倒れるほどでもないが、かといって今から走れと言われて走れる程でもない。
そんなことを考えているうちに玉犬が全ての呪霊を喰っていた。
伊地知「あ、伏黒君…お疲れ様です」
恵「こちらこそ…いつもありがとうございます…」
そういいながら軽い会釈を交わす。
そして、伊地知さんは思い出したかのように言葉を続けた。
伊地知「今日午後から五条さんと体術訓練するそうです。」
任務が早く終わったそうなので、と続けた。普段の俺なら純粋に稽古つけてくれることに喜んだだろう。だが今は体調が絶妙に良くなく、少し稽古に対する倦怠感を覚えた。
かといって、動けるのに稽古つけてもらわないことはさすがに悪く思うので体に無理言ってその体術訓練に向かうことにした。
┈┈グラウンド┈┈
結果を言えばいつも以上に良くなかった。そりゃそうだろう。社内では車が高専に向かうにつれ体調は少しずつ悪化していった。
おまけに梅雨の時期でありながら、先週とは打って変わっての晴天。
気温が高い上に湿度も高く、俺にとって今、一番最悪な状況でしかなかった。
そしてその違和感は、虎杖たちにもあったようで、
悠仁「伏黒…今日体調悪かったりする?」
と聞かれた。まあ、当然と言えば当然だ。木陰で10分程休んでいたにも関わらず、体は熱くなるばかり。それなのに何故か寒気を覚える。
こんな症状には顔が赤くなるというものがセットでやってくる。
おまけに訓練の時の動きも見ていれば体調不良という答えは自然と導き出される。
恵「いや、別に体調は大丈夫だ…」
といいながら、体は横になっているし、顔も赤い。これのどこが体調大丈夫、だ。
そんな俺の信憑性のない返事に怪しげな雰囲気を出しながら、虎杖はならいいけど…なんて言っていた。
┈┈夜┈┈
今日の体術訓練はいつもより少し早めに終わった。だから、夜の任務のために今日は少し仮眠を取った。だからといって体調が良くなる訳では無いが、少しでも体を休めることが大事だということは俺でも気づいている。
そして、1件の通知が来て目を覚ます。
時刻は23:05。ああ、今日もあるのかと思い、準備を始めて、俺は指定された任務先へ向かった。
┈┈1時間後┈┈
恵「…ッぅ”……」
倒れる直前で目の前にあった電柱に凭れる。
恵「…くッ…はっ…はぁっ…はぁっ……ッ」
体に鞭を入れて何とか立ち上がる。最悪だ。完全に熱が上がっている。自分で自覚できるくらい熱が高いのか、眩暈を起こしながら何とか高専の結界内に入る。
高専に着いたことに安心したのか知らないが、部屋まで遠いことに絶望しながら俺は、そこで寝てしまった。
┈┈翌日(五条side)┈┈
朝、恵が昨日あまり動けなかったのが何故かという質問をしに男子学生寮に足を入れる。
そこで、悠仁が何やら騒がしいことに気がついた。
悟「おはよ〜悠仁〜!なんで騒いでんの〜」
なんて、呑気な質問の仕方をしていたら、驚くような事実があがった。
悠仁「いやそれがッ…伏黒が部屋におらんくてさ…!!」
悟「恵が?」
恵の失踪。こんなこと今まで1度もなかった。夜中に抜け出すとか、朝早くから居なくなるとか、そういうのはほんとにこの9年間一緒に過ごしてきた中で1度もなかった。
悟「…ッ探すの手伝ッ」
言いかけた途端、後ろから野薔薇の声が聞こえた。
野薔薇「先生!!虎杖!!伏黒が倒れてる!!」
その言葉に、驚く。だが、そんなことしてたら時間が無い。
悟「今恵は?」
冷静な声を保って質問をする。
野薔薇「医務室…ッあいつ…めっちゃ体熱かった…」
体が熱い。熱なのだろうか、そんなことを考えながらすぐさま医務室へ向かった。
悟「硝子!!」
硝子「うるさい…起きてしまうだろう…」
顔を顰めながらいつものような口調。そして、同級生が座っている奥で恵が点滴を打たれながら眠っていた。
硝子「いつからかは知らんが少なくとも3時間は放置されている。もちろん、倒れてからね」
悟「そっか…ありがとね…野薔薇、硝子」
謝礼を述べ、恵の寝ているベットの隣にある椅子に座る。
何故この子は、あんな所で倒れていたんだろうか。なぜ恵は、その時制服を着ていたのだろう。
色々な疑問が浮び上がる。そんなこと考えている時、か弱い声が僕の耳の鼓膜に響いた。
恵「…ッせんっ…せ…?……」
その声に即座に反応して、恵の顔を見る。
そして、とろんとした目を開けてこっちを見ているところを見て少し安心した。
悟「大丈夫?何があってあんなところにいたの?」
完全に弱りきっている恵を刺激しないように、優しい声で質問する。
でも中々答えてくれない。どうしたものか。
┈┈伏黒side┈┈
悟「大丈夫?何があってあんなところにいたの?」
目を覚ますと五条先生がいた。そして、少しずつ働きはじめる脳でその言葉を聞く。
言った方がいいのだろうか。だが、任務のところを言ったところで、五条先生に迷惑をかけるだけだ。何なら黙っておいて損は無いだろう。
俺は沈黙を続ける。
ただその時間はひたすら気まずい空気が流れるだけだった。
そんな時、五条先生が沈黙を破った。
悟「…恵…今迷惑とか考えてない?」
恵「…ッぇ…」
悟「…図星だね…何があったか教えてよ」
見事に俺の心情を見抜いていやがる。ちょっとした悔しさが湧いてきたが、頭に温かい手が置かれた。その時、頭の中で何かが切れた音がした。
その時、暖かい何かが頬を伝う。それを驚いたような雰囲気で拭う五条先生を見てやっと涙だということが分かった。
恵「…ぇ…なんで……」
涙が流れたことに何故だろうと混乱していたら、五条先生が
悟「…頑張りすぎた証拠だね」
と言って、俺の体を俺より一回り以上大きなからだで包んでくれた。小さい頃から感じてきたこの仄かな温かさに安心したのか、全身の力が抜けた。
恵「…ッ俺……6月入ったあたりから…夜中に任務の連絡が来てッ……真面に寝れてないで…それでッ…でも授業に出ない訳にはいかないからッ……」
言葉になっているのか、伝わっているのか分からないものをただ声に出して連ねているだけだったが、五条先生はそんな言葉に優しく相槌を打ってくれて、それも俺の安心材料えと変化していた。
一通りの説明を終えるとまた、五条先生は頑張ったねと頭を撫でてくれた。
悟「恵は人に頼るっていうことが下手だからね……呪術師は結局1人だって教えてきちゃってるけど、こういう時は頼っていいんだよ」
そう言われ、俺は五条先生の服を少し握って自分の体を預けた。
恵「……今日は…一緒に居てください…」
顔が赤くなっているのは熱のせいにして、そして五条先生はいいよ、と言ってくれた。そして、そのまま五条先生は俺の隣に来て寝転ぶと、また体を優しく包んでくれた。
硝子「……こいつら…私がいること気づいてないのかよ…こんな所でイチャつきやがって…」
俺の意識が遠のく寸前でそんな言葉が聞こえたのはなかったことにしよう。
それから、俺は1週間程の休暇が与えられた。
これは後で聞いた話だが、家入さんによると五条先生は今までにないくらいの形相でお偉いさん達に抗議したらしい。
野薔薇「あんたもう大丈夫なの?」
悠仁「俺ら仲間なんだしもっと頼ってよ」
虎杖と釘崎も何やかんやずっと心配してくれてたらしい。俺はそんな言葉にいつもの口調で返事をした。
終わり方ー……((殴
完全に精度落ちまして…((壊滅的だな
終わりましょう(*^^*)((殴
おつろーず