はいっ!
どーも!笑
今回の連載は、💙❤️です!
言っていた通り、『社長の性欲処理。』の、💙❤️の方の物語ですね~。
思いつきっちゃ思いつきなので、ご了承下さい。
では、どーぞ!
俺には幼馴染がいる。
それは、宮舘涼太だ。
俺と涼太は生まれた時から一緒だった。
生まれた病院も、通っていた幼稚園も、親が選んだダンススクールまでも同じだった。
さらに同じ高校、同じ大学まで進んで、そして今は同じ会社で事務員として働いている。
ここまで一緒だと、周りからは
[運命みたいだな。]
とか、
[ずっと一緒で羨ましすぎる!]
とよく言われるけど、俺にとってそれは少し違っていた。
俺、渡辺翔太は、
ー 宮舘涼太が好きだ。 ー
小さな頃からずっと一緒にいた。
「「うわあああん!泣」」
俺が転んで泣いていた時だって。
『『だいじょうぶ?』』と、優しく手を差し伸べて言ってくれる。
「「やばい、このままじゃいいダンスできねぇ..」」
ダンスの発表会で緊張していた時も、
『『翔太なら出来るよ。』』って、隣で励ましてくれた。
「「はあ、俺なんであんなこと言っちゃったんだろ。」」
高校の時、俺が友達と喧嘩し、落ち込んでいた時だって。
『『翔太は悪くないよ。』』ってずっと傍にいてくれた。
どんな時も変わらず優しくて、俺の事を気にかけてくれる存在だった。
でも、その優しさは誰にも向けられるものだった。
涼太は昔から誰に対しても丁寧で、優しくて。
クラスの女子からは[[王子様みたい]]って騒がれてたし。
大学でも[[紳士で素敵]]とか言われていた。
だから、俺はずっと勘違いしないようにしてきた。
「俺だけに優しい訳じゃない。」って、何度も自分に言い聞かせてきた。
それでも、涼太の笑顔を見ると胸が痛くなるし、隣にいるだけで嬉しくなってしまう。
結局、どれだけ否定しようとしても、俺はずっと、涼太が好きだった。
__それなのに、俺たちは1度離れかけたことがあった。
高校を卒業した後、大学に入ってからの事だ。
同じ大学に進学したはずなのに、俺は無意識に涼太から距離を取ってしまった。
涼太と同じサークルがいいのに、別々にして、バイトも同じが良かったけど別。
「お互い、新しい友達を作るべきだ。」と、自分に言い聞かせて。
でも、本当は怖かったんだ。
涼太が新しい友達と楽しそうにしているのを見るのが怖かった。
俺の知らない世界で、新しい人間関係を築いていく姿を見るのが、どうしようもなく不安だった。
「「友達だから。」」
「「幼馴染だから。」」
そうやって、無理に割り切ろうとしていた俺は、次第に涼太と話すことも減っていった。
それでも、やっぱり俺たちはまた同じ道を選んでしまった。
大学を卒業して、この会社に就職した時。
まさかの涼太と同じ職場だった。
最初に涼太を見かけた時、心臓が跳ね上がる音が聞こえた。
『翔太!久しぶり!同じ会社なんて..凄い偶然だねっ。』
懐かしい笑顔でそう言われ、俺は思わず目を逸らしてしまった。
「ああ、….まあな。」
嬉しいはずなのに、素直に笑えなかった。
涼太の無邪気すぎる笑顔が怖かったから。
また、昔みたいに俺が勝手に期待して、勝手に傷つくんじゃないかって。
だけど..
それからの涼太は変わらなかった。
__いや、変わったのは俺の方だ。
いつの間にか、涼太のその優しさを素直に受け止められなくなっていた。
勘違いしたくないのに、心臓が勝手に反応してしまう自分が嫌だった。
だから、俺はあえてツンケンした態度で接していた。
『翔太って、昔から優しいよね。』
そう言われてた時も。
「うるせえ。仕事に集中しろ。」
なんて、素直じゃない返しばかりしてしまう。
__このままじゃ、ダメなのに。
そう思いながらも、俺はどうすることもできずにいた。
そんな心境を見抜いたのはあの人らだった__
あの2人の物語の裏には、こんな事があったんですよ笑。
後付けだけど。
特に話すことは無いので終わりますか、ばばい。
コメント
8件
うはぁ(˶ㅇᗜㅇ˶) ⑉♥ ツンケン想像出来ちゃう🤣
なべだてぇぇ!! 続き楽しみにしてます!…!
楽しみにしてました!ゆり組編 個人的私はだてなべ派なのですが なべだてもよんでみるといいですね(´。✪ω✪。 ` ) これからも応援してます。m(*_ _)m