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わーい
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v 世はまさに大SNS時代。Twitter以外のSNSも使いこなしているゆっちゃんに、LINEで相談をしている。
「結局、どこを使ってれば安心だろうね?」
「安心はどこにもないと思うよ。どこも資金繰り大変で、ずっと続く保証ないし。やっぱ、いくつか使っておいて、リスク分散がベターじゃないかな」
それはそう。でも、そんなにいくつもやってられないんだよな。
ゆっちゃんが言った。
「まあ、会社なんかの公式ならBluesky安定だけど、絵師さんに頼みやすい場所を持っておくならmisskey.ioかな。skebも連携したし」
「misskeyなあ、やらなきゃとは思ってるんだけど」
俺はため息を付いた。
「何、なんか抵抗ある?」
「カスタム絵文字がちょっと」
「うるさすぎる?」
いや、そうじゃない。俺はラノベの編集者でスコッパーだし、文字の奔流は割とさばけるほうだと思う。
「カスタム絵文字ってさ、手軽じゃん。手軽すぎてさ、自分の言葉で反応する力が衰えそうな気がしてさ」
「ああ、そういうこと」
ゆっちゃんの続いての返信まで、すこし間があった。
「misskeyってさ、blobcatっていうキャラのカスタム絵文字が人気なんだけど」
返信といっしょに、画像が送られてきた。黄色い、猫の顔のようなキャラクターがたくさん。目をキラキラさせていたり、ハンバーガーを食べていたり、酸っぱいものでも食べたかのように顔をしかめていたり。
「かわいくて人気なの?」
「それもすごくあるんだけど。misskeyって、こういうカスタム絵文字中心に、AA文化みたいのができてるんだよね」
また画像が送られてきた。夜空を眺めているblobcat。海水浴を楽しんでいるblobcat。午後のお茶をしているblobcat。
「これね、全部カスタム絵文字の組み合わせ」
「うわー! 本当にAAだ!」
「カスタム絵文字って文字だけじゃないし、こういう文化もできてるしさ。言語能力を衰えさせたくないなら、カスタム絵文字しばり設けてmisskeyやってみるのもありかなって思うんだよね」
「しばり?」
「カスタム絵文字の、文字じゃなくて絵を使うしばりとか」
「ああー」
そうか、カスタム【絵文字】だし、絵もあるわけだ。misskeyをやりたいけど、言語能力的な意味でカスタム絵文字に抵抗がある自分には、いいしばりかも。
「misskeyっていろんな鯖あるんだよね、どこがおすすめ?」
「用途によるかな。skeb連携ならioだけど、創作畑の人を探すならdesignとかノベルスキーも抑えときたいし。でも、どこの鯖でもだいたいは別の鯖の人フォローできるからね、自分がまったりできるところを探すのが一番だと思う」
「それが一番難しいんだよな……」
自分が居心地いい場所づくり。仕事だって生活だってネットだって、それはとても大変なこと。
「まあ、どこでもいいから、垢作ってみなよ。試してみて、まったりできればそこに居着けばいいしさ」
「そうだねえ」
自分が居心地いい場所づくり。仕事だって生活だってネットだって、それはただ待っているだけで与えられることはない。得るために挑戦しなければならない。
ゆっちゃんにお礼を言った後、自分で少し調べてみて、まずはやはり人の多い鯖を試してみようと思った。
Misskey.ioのイメージカラーは緑らしい。割と好きなタイプの緑だったので、俺は緑の世界に飛び込んでみることにした。
コメント
1件
おお、ゆっちゃんとのSNS談義、めっちゃリアルで刺さったわ。カスタム絵文字をAA文化として楽しむ発想、俺は完全に盲点だった。確かに「自分の言葉で反応する力が衰える」って懸念、わかるなあ…。でも逆に「絵文字しばり」で創作性を発揮するのも面白そう。自分に合った居場所を探すって、ネットもリアルも同じで大変だよな。緑の世界に飛び込んだ主人公、どんな出会いがあるのか気になる🔥 番外編なのにめちゃくちゃ深い話をありがとうございます!