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あ、そうだ。
ご飯終わったらすぐ入れるようにお風呂のスイッチだけ入れておこう。
スイッチを押してご飯の並ぶ席に着く。
3人揃って食卓を前にいただきますをする。
今日はカレー。
美味しいよね、カレー。
にんじんは…あまり…だけどじゃがいも大好き。
カレーを食べている中、お母さんが口を開く。
母「柚菜のお迎え、ありがとうね〜助かったよ」
は「ううん…」
母「元気ないね?」
は「なんでもないよ」
母「そう?柚菜は宿題してきた?」
柚「もーそれお姉ちゃんにも聞かれた!やったよ〜りんくんが教えてくれたの」
は「ゥッ..ごほっ、うっ」
突然の涼風くんの登場にごはんが変なところに入って咽せた。
お茶を口に含んで胸をトントンとたたく。
母「大丈夫?ゆっくり食べなさいよ〜」
は「うんっ..うぇっ…げほ」
母「で、凛くんっていうのはだれ?おともだち?」
柚「ううん!学童にきてるお兄ちゃん!さっきスーパーでお姉ちゃんと話してたからお姉ちゃん知ってるんじゃないの..?」
は「あぁ、まぁ、クラスメイト」
母「あら!じゃあお世話になってるのねぇ…機会があったらお礼しないと」
は「この前話した女嫌いの人だよ、今日も無愛想だったっ」
母「あらまぁ…そんな言い方しないの」
は「私だってさっき知ったばっかだよ、涼風くんが学童にきてるの」
そうだ。
こっちだって混乱してんだ。
カレーを綺麗に完食した。
柚菜はまだ食べている。
は「柚菜、にんじんよけないの、全部食べないと大きくならないよ」
柚菜はバレたって顔をしてるけどそりゃあんた、バレるよ。
は「じゃあ先にお風呂入るね」
私は食器を下げ、お母さんに声をかけて浴槽へ向かった。